福岡市西区姪浜駅からほど近くの静かな住宅街で、十数年ひっそりと隠れ家整体院を営んでおります。
自然整体ウツロイです。
スピリチュアルな記事を続けましたので、今回はメディカルな記事にします。
炎症やアレルギーに関わる
プラズマ細胞(形質細胞)のお話し。
プラズマ細胞は、免疫細胞のひとつです。
免疫細胞はいくつか存在しますが、これらの働きをひとつひとつ理解するのはとても大変です。
ですが、範囲を絞って、症例のひつと、施術での改善例も含めつつ、できるだけ分かりやすくしたい。
どうしてコイツがいる必要があるのか?
を、解釈していくと、施術によって、身体にどのような作用を与えられるか?
が深まります。
整体と免疫
免疫学の分野が、整体にどう結びつくのか?
整体を受けると自律神経が整って、体温が上がって免疫力が上がる!というような、簡素で素人的“認識”ではなく、プロにはプロとしての“理解”が必要だと思います。
特にウツロイはアレルギーに関して、専門的に施術とアドバイスをしているので、今回の記事は、ぼくの理解を深める目的としての「インプット解釈アウトプット」でもあるし
世間一般ではない、自然的なアレルギー対策をしたい方にも、何かしら掴めるものがあれば、という想いで書いてみます。
プラズマ細胞
:形質細胞(plasma cell)
免疫細胞であるB細胞から分化された細胞のひとつ。
免疫グロブリンの合成と分泌に特化した細胞で、免疫グロブリンを大量に有する。
急性炎症の末期から慢性炎症の病巣に出現する炎症細胞でもある。
プラズマ細胞の寿命は約90年と、非常に長寿命な細胞としてと知られる。
もの凄くざっくりと概要を見ていきました。
ここまでで、既に二点「???」なモノが出てきました。
B細胞と免疫グロブリン。
分かる方はすっ飛ばしても構いません。
次に解説してみます。
免疫細胞であるB細胞から分化された細胞のひとつ。
免疫グロブリンの合成と分泌に特化した細胞で、免疫グロブリンを大量に有する。
急性炎症の末期から慢性炎症の病巣に出現する炎症細胞でもある。
プラズマ細胞の寿命は約90年と、非常に長寿命な細胞としてと知られる。
もの凄くざっくりと概要を見ていきました。
ここまでで、既に二点「???」なモノが出てきました。
B細胞と免疫グロブリン。
分かる方はすっ飛ばしても構いません。
次に解説してみます。
B細胞
:プラズマ細胞の元となる免疫細胞。免疫記憶をすることから、予防接種の作用に利用される。
骨髄(Bone marrow)で造られることから、頭文字を取ってB細胞。
この辺、分かりやすくて好き。
病原体を失活される、または攻撃対象としてのマーカーとなる抗体(免疫グロブリン)を産生する。
病原体がなくなっても、適合したB細胞の一部は記憶細胞として長く残り、次回、侵入した際には抗体産生を行える。
骨髄(Bone marrow)で造られることから、頭文字を取ってB細胞。
この辺、分かりやすくて好き。
病原体を失活される、または攻撃対象としてのマーカーとなる抗体(免疫グロブリン)を産生する。
病原体がなくなっても、適合したB細胞の一部は記憶細胞として長く残り、次回、侵入した際には抗体産生を行える。
免疫グロブリン
:抗体のこと。特定のタンパク質、病原体などの「抗原」を認識して排除する働きを担う。
抗原を攻撃するミサイルの様なもの。
免疫グロブリンは5種類のタイプがある。
抗原は、標的化された病原体、タンパク質、ペプチド(アミノ酸)、多糖類。
アレルギーにも関与。
稀に、標的化した抗原とは異なるタンパク質や病原体、毒素、に対して交差反応として抗原となることもある。
例)
【花粉とトマト】
花粉症の人がトマトを食べると、トマトに対して免疫抗体が働く。
トマトやジャガイモを食べると、花粉症の様な症状が出る、または花粉症症状が強まる。
【クラゲと納豆】
クラゲに刺され、納豆アレルギーを引き起こすことがある。
クラゲの刺し傷で作られるポリグルタミン酸が関与。
【ダニと肉】
特定のダニに噛まれることで、哺乳類の肉アレルギーに。
【ゴム手袋とフルーツ】
ラテックスアレルギー。
アボカド、キウイ、バナナ、クリ、パイナップルなどのフルーツのアレルギー患者の十数%が、医療用ゴム手袋などにアレルギーを示す。
コロナ前から比べ、最近では飲食店でゴム手袋を使用しているケースがかなり多くなっているので、気をつけてほしい。
抗原を攻撃するミサイルの様なもの。
免疫グロブリンは5種類のタイプがある。
抗原は、標的化された病原体、タンパク質、ペプチド(アミノ酸)、多糖類。
アレルギーにも関与。
稀に、標的化した抗原とは異なるタンパク質や病原体、毒素、に対して交差反応として抗原となることもある。
例)
【花粉とトマト】
花粉症の人がトマトを食べると、トマトに対して免疫抗体が働く。
トマトやジャガイモを食べると、花粉症の様な症状が出る、または花粉症症状が強まる。
【クラゲと納豆】
クラゲに刺され、納豆アレルギーを引き起こすことがある。
クラゲの刺し傷で作られるポリグルタミン酸が関与。
【ダニと肉】
特定のダニに噛まれることで、哺乳類の肉アレルギーに。
【ゴム手袋とフルーツ】
ラテックスアレルギー。
アボカド、キウイ、バナナ、クリ、パイナップルなどのフルーツのアレルギー患者の十数%が、医療用ゴム手袋などにアレルギーを示す。
コロナ前から比べ、最近では飲食店でゴム手袋を使用しているケースがかなり多くなっているので、気をつけてほしい。

ウツロイの施術では、脳や神経に対しての施術に加え、細胞の波調の乱れを制御する手法を使っています。
アレルギーの方、感染症の疑いや食中毒の疑いのある方、謎の不調、物理療法的な整体をしても、改善の見込みがない症例
などには、この波調の乱れを制御する「波調調律」を使います。
何しても改善しなかった症状が激的に改善するので、かなり多様しています。
何が原因となっているのか?
を探る方法としても、役立つこともあります。
先日のクライアントさんは、肩の痛みの施術にプラズマ細胞の波調調整を行いました。
クライアントの職業はヘルパーさん。
重たい利用者さんを抱えたことで、肩を痛めたと、おっしゃっていましたが
検査の段階で、関節や筋肉の可動性の問題だけではなく、炎症もあるか、それとも何か他の要因も関わっていそうだな…と何となく怪しさを感じられました。
筋骨格、神経などに物理療法を行って、それなりの改善。
もう一歩踏み込みたい、と思い、波調調律を。
「プラズマ細胞」の異常活動を修正する周波数です。
『プラズマ細胞は、急性炎症の末期〜慢性炎症の病巣に多く存在する』と前述しました。
この方が肩を痛めたのは、3〜4日前だ、とおっしゃっていたので対照範囲内だと思います。
周波数調整、痛みはまるで無くなりました。
プラズマ細胞は、病巣に存在し、大量の免疫グロブリンを発生させます。
その為、さまざまなアレルギー反応も併発することが予想されます。
プラズマ細胞に加えて、「カニ」甲殻類アレルギーの周波数が反応。
面白い結果となりました。

「炎症」
捻挫や打撲、傷、他にも内臓に起きたダメージなども炎症です。
怪我も炎症
内臓の傷も炎症
皮膚の腫れや蕁麻疹なども炎症
歯茎が腫れて痛むのも炎症
喉が腫れたり赤くなって痛むのも炎症
そういう、炎症が起きている場所にはプラズマ細胞が発現し、免疫グロブリンを発生させます。
「なぜ、そんな事をするのか?」
護りたいからです。
単純な理由ですね。
傷付いている部分に病原体などが侵入し、更に悪化させない様、炎症部位にプラズマ細胞が集まり、免疫グロブリンのミサイルで異物に攻撃体勢を高めます。
「過剰になるとどうなる?」
なので、例えば花粉症や食物アレルギー、皮膚炎症、内臓炎症が長期に渡って続いている場合
そこには、プラズマ細胞が長期間、長寿命で護り続けます。
抗体(免疫グロブリン)を大量発生させながら。
すると、あらゆる物質(タンパク質や毒素、多糖類、病原体など)に、強く強く、様々な反応を示すようになります。
交差反応も、どの様な物質に対して反応するのか予測が付かなくなってくる。
ストレス社会、飽食の時代も相まってアレルギーは、もはや現代病。
「どうすれば元に戻るのか?」
・炎症の早期治癒
・慢性化させない
・ダメージ要素、要因を排除する
などですね。
食事で知らず知らずのうちに摂るアレルギー物質や、添加物や毒素などの「要素」
食中毒、消化不良という「要因」
これらによる内臓炎症は、特に慢性炎症になりやすい。
慢性炎症って、実はもの凄く恐ろしい病態なんですが、それについては、また別の記事でを書きますね。
では、本題。
整体で、これらの状態にどう対応するか?
まず第一に「炎症」の要因要素を入れないこと!
セルフケアのアドバイス。
アレルギー物質の予測と特定をしてあげること。
食生活の確認と改善案の提案。
第二に「炎症」の抑制、組織の改善促進!
そして、少しでも早く炎症部位の治癒が進むように促すこと。
新陳代謝の促進ですね。
新陳代謝の促進には、整体は実はとても有効。
脳のリラックス効果と神経伝達の促進で、傷付いた組織に血流を集めやすくします。
神経の伝達が乏しい部分は、自ずと血流も乏しくなります。
ですから、治癒には神経伝達と血流促進を。
ここで、ちょっと勘違いしてほしくないのは、「免疫」は“高める”のではなく“正常化”する。が、正しい。
B細胞、プラズマ細胞、免疫グロブリン、いろいろ解説しました。
以前の記事で書いた、ヒスタミンを分泌させるマスト細胞(肥満細胞)なども、ですが
免疫系、免疫が高まるということは、炎症や異物、病原体に攻撃をしまくる、ということですから、とてもとても疲れます。
発熱しますし。
花粉症でも、その他、アレルギーでも発熱することがあります。
免疫反応だからです。
ですから、“免疫を高める”ということは、皆さんがイメージするところの風邪や感染症の様な状態になるということです。
炎症があるということは、既に免疫が高まっているので、下がるように促してあげないといけません。
花粉症は免疫が高まっている状態なので、鎮静するようにしてあげないといけませんね。
無理矢理に免疫を下げるのが、病院で処方される『免疫抑制剤』です。
免疫が抑制されるのでラクにはなります。
でも抑制するのは話しが違う!
炎症が治ってない、原因物質が無くなっていない、炎症を起こさないといけない要因が無くなっていないのに、免疫が働かない状態は異常事態ですね。
(体内には免疫抑制するグロブリンのサブクラスもありますが、それはまた話しが違います)
児童誘拐犯が捕まっていないのに、警察や教員の見廻り警護、警戒を解いて通常の通学を再開している…
というとイメージしやすいでしょうか。
原因を野放しに抑制するのはよくない。
というか、ダメです。
原因を取り除けば、自ずと正常に、元通りに鎮静するので、重要な対策は「原因排除」ですね。
クスリは一時的に。
何日も何ヶ月も何年も飲み続けるモノではありません。
整体は無理なく、促進すべきものは促進し、鎮静すべき部分は鎮静するように促せるので、とても効果的なのです。
そこに「波調調律」の周波数での調整が加われば、びっくりするほどの効果が得られることがあります。
RPGやゲームで言うクリティカルヒット、会心の一撃!
呪術廻戦で言う反転術式!
毎回そんな激的な効果が出るわけではありませんが、確率は高い方です。
メディカルな内容なのか、どうなのか、よく分からない話しになりましたが
今回の記事でも、皆さまの助けになる部分があったなら幸いです。
それでは、また次回もよろしくお願いします。