仙骨の続き。
前回の記事では、仙骨に問題があると、どうなってしまうのか?
いろんな整体や施術、診療を受けているのに改善されない症状は、仙骨の問題を解決していないから…という記事になりました。
今回は、なぜ仙骨に問題が生じるのか?
という根本的な原因となること
そして、セルフケアが可能か?に迫って参ります。
仙骨を歪める原因・要因
怪我など
尻もちを強くついた
交通事故
足の捻挫や骨折
生活要因
幼少期の歩行器
ベビーカー離れしなかった
熱中症や感染症による高熱、または血糖値の急上昇急下降による血圧コントロールの乱れにより脳への血流が不十分な為、目や耳の平衡覚に不具合を生じた
肝機能と生殖器への負担
・飲酒、甘い物の飲食が多い、など
腸内環境の悪化
・人工甘味料、白砂糖、小麦乳製品過多
・食中毒、食当たり、アレルギー
様々な要因で、肝臓や胃腸、腎臓、泌尿器、生殖器に負担を強いられている。
以上の様な原因・要因が考えられます。
どれも筋骨格のバランスを大きく崩してしまいます。
内臓負担は筋肉に力を込めることができなくなる「筋力低下」が起こります。
筋力低下は、運動しない、負荷をかけないことも要因となりますが、それ以上に内臓負担の方が負担は大きい。
内臓負担での筋力低下は、運動量が減って徐々に筋肉が衰える…という様なものではなく、一気に、途端に、昨日とは打って変わって、今さっきとはまるで違う、という極端さで力が入らなくなります。
食当たりなどの経験がある方は分かると思いますが、さっきまで立って歩けていたのに、食当たりした途端に立てなくなります。
内臓の負担が、徐々に蓄積され長期間に及ぶと、姿勢・体勢を正しく制御できずに、仙骨の傾きが強くなってしまいます。
仙骨の傾きが強くなれば、それは傾き…というレベルではなく【歪み】となってしまい
歪みは、前回の記事で書いた「仙骨神経」の不具合を生じさせ、頻尿や尿漏れ、子宮や卵巣の問題を起こしてしまいます。
では、次に「仙骨のセルフケア」を紹介して参ります。
しかし、セルフケアの範疇を越えている様な深い症状には、大きな効果は期待できませんので、きちんと整体やウツロイで整えるようにしてくださいね。
仙骨のセルフケア
温緩法
温めてみましょう!
貼るカイロの様なもので、仙骨を温め、症状が和らぐか確かめてみてください。
仙骨を温めると、まず一番に感じられる効果としては、とても身体がリラックスします。
なので、寝付きが良くなったり、深く眠れたり、眠りの質が改善します。
仙骨の歪みは、精神的な緊張、身体的な緊張を生みますので、これが改善されるのはとても嬉しいですね。
頻尿の改善が見られる場合、尿の量がいつもはチョロッとだけだったのが、サラーってたくさん出てスッキリしたり、我慢が効くようにもなります。
仙骨神経はお尻とふくらはぎの筋肉の運動と感覚を管理していますので、足腰の疲れを癒すのにも良いです。
また、生殖器への神経支配も仙骨神経ですから、妊活や生理痛予防としても良いケアになります。
下腹部や子宮を温めるより、子宮などに向かう仙骨の神経を温めてケアする方が有効性が高いです。
改善が見られない場合は、専門的な施術を受けましょう。
温める際の注意点
温める際の注意点は、急性の痛みの場合は温めると痛みが増すので気をつけて!
ギックリ腰などは温めてはダメ。
慢性的に、ずっと重だるさを感じるなら温めると良い。
急性の痛みの例
・ギックリ腰、捻挫、打撲、骨折、寝違えなどの急激な痛み、激痛
慢性の痛みの例
・慢性化した腰痛や肩凝りなどの筋肉の凝り感
炎症は、その日から三〜四日でピークを迎え、その後徐々に引いては行くものの持続します。
急性の炎症は、痛めた瞬間、その日に氷などで30分冷却すればピークを迎えることなく引いていきます。
二週間くらい前に痛めて、まだ痛いような痛みは「慢性」として温緩処置
それまでなら「急性」として30分までの冷却処置
ストレッチ
椅子に腰掛け、片あぐらをかくようにします。
その状態で、前屈みにしていくと、お尻にストレッチがかかります。
慢性化した腰痛には、こちらも有効的。
注意点は
伸ばし過ぎ、やり過ぎないこと。
ずっと伸ばさず、一回のストレッチは3〜5秒で小刻みに、10回程度でやめておきましょう。
やり過ぎると逆に痛くなってしまうので、1分伸ばし続けるー!
とか、痛くても我慢して頑張るー!
とか、早く良くしたいから、50回くらいするー!
というのはやめましょう。
心地好いストレッチ感で、今日はこんなもんかな。
くらいの軽い気持ちでやりましょうね。
終わりに
「痛み」があるのは
そこが危ないと脳が感じているから。
「被害を受けている」のです。
他に「加害者」がいるから、被害者がいる。
痛い場所=被害者
だから、あまりにもグイグイやり過ぎると、被害者は、もうヘトヘトになってしまう。
加害者を見つけ、それを無くすのは、ぼくたちプロの仕事ですが
ご自身でできる加害者の対象は、大抵
【食べ過ぎ、飲み過ぎ】です。
温めたり、ストレッチするのは本当に単なる緩和ケアです。
大事なのは「加害者」を産み出さないこと。
つまり、食生活や生活習慣の不摂生を断つことです。
プロの施術を受けて、痛みや歪みが取り除かれたとしても、以前と同じような食生活をしたり、不摂生をしていれば、すぐに加害者が戻ってきます。
症状の改善と、今後、同じ症状を繰り返さないためには、施術者とクライアント双方の二人三脚でのケアが最も重要ですね。
それでは、今回も最後までお付き合いありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。
