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起立性障害



 起立性障害についてご相談頂きましたので、記事にしてみようと思います。

精神的なストレスが引き金になる事が多いようですが、精神的ストレスなんて誰でも同じく負荷が掛かるものです。
どこに差があるのでしょう?

何故、この子、あの人、私は発作を起こすのに、みんなは平気なのか?


原因を「ストレス」や「自律神経」とすれば
病名を「起立性障害」としてしまえば
それ以外、病気の入り口やプロセスが無視されがちです。



ストレスが体に与えるメカニズムは?
ストレスがどうして自律神経に影響を起こすの?
人との差はどこにあるの?



この辺が解決できれば、どんな病気でも対応できそうですよね。






 ストレスが引き金になる様々な病態。
ストレスは、どのように体に影響を及ぼすのでしょうか?

ストレスは、直接的に、あるいはストレスホルモンを介して自律神経の交感神経を刺激します。

ストレスに対しホルモンが分泌され、血糖値が上昇。体は興奮状態となり、臨戦態勢、防御反応を起こします。

呼吸は早く浅く、心拍数、血圧が上昇。

 

簡単に言うとこんな感じです。

 

 

この時

普段から貧血であればどうか?

普段から甘い物をたくさん摂って血糖値が常に高い人ならどうか?

普段から呼吸が浅い人ならどうか?

 

上記のような人は、ストレスを受ける前から、ストレス状態な訳です。

あの人とこの人、または自分との違いは、「普段」の状態に左右されますね。

 

 

ですから、原因は「普段の状態を作っている要因の部分」にある。

それが、どのような結果をもたらすかは、引き金が同じ物でも、原因によって様々に結果が変化します。

結果とは症状のことです。

 

 

病名はあまり関係ない。

どんな状態かを表し、知識者同志が、どんな状態かを想像したり伝えたりするのを便利にする言語にすぎない。

 

 

状態は、こうでも、原因やプロセスが全く違うのであれば、対処の仕方は全く別物になるはずです。

 

 

ですが、病名を介すと、原因やプロセスよりも

「あ!その病気なら、このクスリ!」と安易に単純に結びついてしまう。

考え物ですね。

 

 

 

起立性障害と一言で言ってしまえば、原因を考える前に対処方法が決まってしまっている。

ウツロイでは、もう少し踏み込んで検査や施術を行います。

 

 

ブログの内容が、タイトルの起立性障害と合っているのか、よくわからない内容になってしまいましたが 笑

大切なことを伝えたいと思ったら、こんな感じになってしまった!

 

 

 

 

では、今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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