福岡市西区の整体、姪浜駅からほど近くの住宅街のひっそり隠れ家整体院。
自然整体ウツロイです。
スピリチュアルな記事が続いたので、今回はメディカル寄りの記事に。
ウツロイが頭蓋骨の施術を始めた頃、随分と頭蓋骨調整が流行ったように思います。
セラピスト向け教材のDVDでは、頭蓋骨の施術のモノが多く出ていました。
ウツロイの技術も、その時「教材に…」と依頼を受け、DVDをひとつ出版させて頂きました。
その頃から比べると、少し波が過ぎて
今は、スピリチュアル系の施術や神経系の施術が多くなりました。
このところ、社会の流れが早過ぎて、アレやコレや、話題、映え、最新の○○、などが、どんな業界においても次から次へと出て来ます。
変化が激しく、変わり続けるのも悪い事ではありません。
進化は必要ですし、学びを深めるのは不可欠です。
でも、忘れてはいけないのは「基礎」
そして、それをしっかりと踏まえて、変わらず有り続ける物。
「守破離」という言葉が
今は、守がなく、破や離に、いきなり飛んでるような危うさを感じたりもすることもある。
ウツロイの施術も時代とともに変わっています。
でも基礎は大切に守りながら、学びを深めながら、より良いものへ
時代にそぐわない物は引き出しの中へ
脈々と受け継がれ、今の時代だからこそより使える物は、引き出しから出して使う。
少しずつ変わるけど、変わらない物もあり
温故知新がウツロイのスタイルです。
さて、例の如く前置きみたいなのが長くなりましたが、今回はウツロイがずっと大切に磨いている「頭蓋骨」の施術
頭蓋骨のいろんな不思議について書いてみますね。

古典的な頭蓋骨の施術では、「脳脊髄液」という、脳に栄養し、同時に老廃物の排泄と脳への緩衝材的役割りをする、髄液の循環を促す。
というもの。
脳脊髄液は、ブドウを主成分に抗酸化の役割りである重炭酸イオンを含まれます。
脳に唯一のエネルギー源のブドウ糖
そして、脳内の抗酸化作用
これらの循環が悪くなると、脳機能が低下し、脳から体に波及される神経系や内分泌系など様々な作用が上手くいかなくなる。
同時に、体から脳へ届けられる知覚・感覚情報が曖昧に受け取られてしまう様になる。
困ったもんです。
脳脊髄液の循環を促すと、頭も体もスッキリして、すごく元気になります。
変化はすごく速い。
MRIの技術の発展により、静止状態ではなく、動画で確認できるようになり
昔々に推測されていた脳脊髄液の循環とは、だいぶ異なります。
それでも、古典的な施術方法で効果が出ているのは不思議です。
頭蓋骨の施術を開発した昔の人はあらゆる物事においての感覚が鋭かったのでしょう。
さて、さらに頭蓋骨の構成、そして、ウツロイが考える頭蓋骨施術を書いていきましょう。
頭蓋骨は22個のパーツで構成されている、「脳の器」です。
頭蓋骨は、呼吸や脳脊髄液、血液の循環で小さく緩やかに、膨らんだり萎んだりポンプの様な動きをしています。
それぞれの骨のパーツが特定の動きを持っているのと、想像しにくいですが、骨自体がたわんだり、しなったり、凹んだり、奇妙に動きます。
硬い石の様な骨かと思いきや、実は柔らかく繊細な骨なんです。
まるで、呼吸しているかのように動く。
胎児の間は肺呼吸をしていないが、頭蓋骨の呼吸はしている、という事から「第一次呼吸」とも言われます。
乳幼児は大人より更に骨が柔らかいのと、骨化していない部分があるので、より頭蓋骨の動きや形の変化を感じやすい。
その為、絶壁頭や鉢張り頭、斜頭、などいびつな形を治したい!という親御さんも多いですね。
ウツロイでは、大人もこどもも頭蓋骨の形を整えています。
施術で整えるのは、割と簡単に整うのですが、割と簡単にいびつになる。
整えるのも大事ですが、それより、『何故、歪むのか?』という原因自体を除去したいですよね。
原因がなければ、ゆがまないから。
こどもの頭の変形を皆さんは、向き癖や硬い床のせいにしています。
もちろん、それも理由に挙げられることはありますが、それだけで、極端なイビツにはなりません。

ウツロイがこれまでの臨床経験から導き出した答えは、「頭蓋骨の変化は、内臓の状態を現してる。」です。
これが、セラピスト向け教材にもなった自然整体ウツロイの【頭蓋調律】の基本理論です。
肝臓の状態が悪化すると、右側の絶壁が強くなります。
更に前頭骨、おでこが硬くなります。
アレルギーを起こしている場合、鉢張りが大きく、頭が四角くなります。
アレルギーの度合いにより、鉢張りの度合い、四角さ、硬さ、いびつさが増します。
乳幼児の場合、予防接種をうつとかなりの確率で頭はいびつに変形します。
また、母親や父親から、アレルギーの抗体反応も受け継ぐため、ほとんどの親がアレルギーを発症しているので、母乳や粉ミルクでのアレルギー反応も起こしやすくなっていますね。
こどもの頭のゆがみを治したい、酷くならないように予防したい!
と思われる方は、まず、避けられる予防接種は避けましょう。
それができなくとも、まず親が小麦、乳製品、卵白を徹底的に3週間除去してください。
母乳の質が変わります。
アレルギー反応を起こした状態の母乳なのか、そうでない健全な母乳なのか。
まだこの世の様々な添加物や化学物質に晒される経験の浅いあかちゃんなら、純粋で完全な母乳を飲みたがるはずです。
アレルギー反応母乳、添加物まみれの粉ミルク、変な薬液の予防接種
それらの体に害を及ぼす毒素は、肝臓での無毒化処理、代謝を受けます。
現代のあかちゃんの肝臓…
小さな小さな、綺麗で未成熟の肝臓が、産まれて間も無くブラック企業に入社させられています。
何とかしてあげてください。
ゆがみを、形を整えるのは簡単です。
でも、どうしてゆがむのか?を知らなければ、頭の形に囚われていては、症状に囚われていては、何の解決にもならない。
加害者を見つけ、そいつを更生させなければ、被害者は増える一方です。
間違っても、ヘルメット治療などはやめてくださいね。
原因そっちのけ、向き合うことをやめています。
何より、脳の神経障害、運動発達への問題などのリスクがありますから気をつけて。
ウツロイでは、大人もこどもも、施術だけではなく、根本的な原因解決も大事にしています。
施術を何回も何回も何回も受け続けさせるのは、施術家、治療家、セラピスト、とは言えません。
患者の健康を考えず、利益だけを貪る、クスリを何十種類も出し続け、クスリをやめたら危ないと脅す、薬剤屋さん、病院屋さんみたいにはなりたくない(笑)
だいぶ、そういう傾向も少なくなって来てるように…少しは感じます。
大きな病院はどうか知りませんが、町医者の先生は素晴らしい先生方が多い様に感じます。
ウツロイもそう在りたいと想います。
たまには体調崩してしまう時もあるけど、常々健康を維持し、必要な時にだけ頼ってもらう。
一時的な処置を重要視してもらうのではなく、何故、体調が崩れたのか、健康を害した理由と原因を知らせる事に重きを置きたいと想っています。