福岡市西区姪浜駅近くの静かな住宅街にひっそり溶け込む隠れ家整体院
自然整体ウツロイです。
「風変わりな整体師のひとり言」
と言うタイトルでYouTubeの再開を考えてみています。
のんびり、その時が来るのを待つ。
ぼくが整体師としてこだわる部分に、「できるだけ道具を使わないで施術をする」というものがあります。
例えば、旅先で何も道具を持っていなくても困っている方を治療できるから。
ですが、最近は周波数を整える波調調整のポーションを多用しているので、100%手技のみ、というのができていません。
でも、本当は純粋に手技のみで施術を完結させたい。
波調の調整を行うと、手技では届かない、出すことができない結果を出せてしまう。
クライアントの求めるモノ
より良い健康状態を考えるとポーションを使わない手はない。
それでも、手技でどこまで対応できるか?
さらに上を上を目指してしまう。
鍼灸師が鍼と灸を使わずに手技のみにこだわる、みたいなイメージかな。
すごいアイテムがあるんだから使えばいいやん(笑)
ってなりますが、施術家とはそういう生き物なんでしょう。
アイテムがあっても無くても、変わらぬ施術のクオリティを求めるモノ。
ぼくの場合は、頭蓋骨と頸椎、手足の調整を特に重視しています。
脳と神経へのアプローチに最適だからです。
手や足、目、耳、鼻、口、皮膚、呼吸など、体から脳への「インプット」
そのインプットを受け取った信号を脳が「解釈」し
神経を通して体に最適な「フィードバック」を行う。
「インプット」【input】
手足や五感で、体の外側の情報を受け取り、脳への信号入力。
手足や五感にズレがあると、インプットのクオリティが下がる。
「解釈」【interpretation】
インプットのクオリティで解釈の解像度は左右される。
「フィードバック」【feedback】
インプット×解釈のそれぞれのクオリティや解像度で、フィードバックのクオリティが決定される。
インプット→解釈→フィードバック(以下、iifとする)は、現在の健康状態、体の機能状態で低いか高いかが左右される。
あまり良くない状態では、あまり良くない、iifにならざるを得ない。
例.1)左耳の聞こえが悪いなら、右側ばかりが活性して、左側の感覚や運動機能が低下する。あまり左を向かうとしない、左手を使わないようにする、など。
例.2)右足に骨折経験があると、左足を優先する動きになる。それが元で体の傾きや使い方が変化する、など。
iifをより良い状態に整えると、体の状態は瞬時に変わる。
痛くて振り向けなかった首が、痛みなくスムーズに振り向けるようになる、など。
これは、体の動き、運動機能に関わるものだけではなく、内臓機能、神経、ホルモン、精神など全てが対象です。

内臓からの情報も脳にインプットされます。もし、内臓に炎症があれば、それに対応した神経伝達、神経物質、ホルモン、免疫、体内の化学変化などの対策を立てます。
神経物質やホルモンや内臓の環境変化により、精神状態や脳の警戒体制が変化します。
興奮作用のある神経伝達物質やホルモンの分泌量高ければ、精神的に興奮、或いは警戒心が高くなります。
手技療法で、精神的な状態まで変化させられるのか?
と疑問に思う方も居るかも知れませんが、これらの理屈を考えれば「変えられる。」という事になります。
実際に、施術を受けて頂いた方の声を聞かせて頂くと、不安症、心配性、イライラ、憂鬱、などの状態が和らぎ、精神的にとてもリラックスする。
と言う声も多く頂きますし、施術後には笑顔がこぼれる方も少なくありません。
特に、頭蓋骨と頸椎の調整は、脳へのインプットと、脳から体へのフィードバックがスムーズになるため、一気に変わります。
ウツロイが行う頭蓋骨調整と頸椎調整は、強い力や圧を加えない為、リラックスして受けて貰える手技にしています。
「心配」「不安」「不快感」「恐怖心」「痛み」などは、脳や神経の警戒レベルを高めてしまい、せっかくの施術の意味が無くなるので、施術ではリラックスしてもらう事が最重要です。
整体が初めてだと言う方も安心してください。
より頭蓋骨の調整を効率的に行えるよう、日々、研究をしているのですが、最近、だいぶまとまって来ました。
頭蓋骨は22個の骨で構成され
呼吸や血流、髄液の流れなどで、22個それぞれが規則性を持った動きをしています。
頭蓋骨の動きが悪くなると、神経伝達などに問題が生じやすくなります。
頭蓋骨調整では、頭蓋骨のそれぞれの骨の規則的な動きを、滞りなくスムーズに調整します。
その整え方や考え方の違いで、いくつかの流派というか、テクニックがありますが、ウツロイの場合は、古くからあるテクニックに、いくつか改良できる部分を付け加え、独自の調整法を生み出しています。
それも年々、改良され、以前よりも効率的で効果的に整えられるよう、より良い調整法へと進化させています。
こういう研究が、ぼくにとっての趣味みたいなモノになっていますね。
風変わりな〜というより、オタク気質な整体師かな(笑)
相談に来られるクライアントさんの症状や悩みの内容も時代によって進化しています。
それに対応すべく、我々施術家も日々進化していかなくてはなりません。
これからも、より良い手技、効果的な施術を創り上げ、対応できる幅を広げていきたいと思っています。