· 

側弯症

 
小学生や中学生は側弯症の検診があるようですね。
 
側弯症って、何故なるんでしょう?
側弯症も物理的要因と機能的要因に別れると考えています。
(頭の変形と同じく…詳しくは前回の記事ご参照ください)
 
 
物理的要因は
背筋を伸ばして胸を張ることで起きる側弯
先天的な問題で起こる側弯(股関節や胸椎などの問題)
 
 
機能的要因は
内臓の異常亢進、または低下による筋反射による側弯や、運動発達や感覚機能的な問題で起こる姿勢の不具合
または、アドレナリンなどの姿勢維持に関わるホルモンバランスの問題もあるかも知れません。
  
      
      
 
物理的要因、それも先天的な問題については整体などで治すのは不可能に近いと思います。
 
内臓機能などに起因する側弯などは、側弯の度合いにもよりますが、内臓を整えれば治ります。
 
 
思春期の突発性側弯はナゾですが、もしかしたら内臓起因のものかも知れませんが、側弯度合いがすごく強いものもありますよね。
 

 
 
ぼくは、水銀などの公害で背骨が曲がった魚を思い出すのですが
そう考えると、食品添加物や農薬、ワクチン、クスリの害もあり得るのではと考えてしまうのです。
 
 
何か要因がなければ、いきなりねじ曲がるなんて考えられない。
 
 
 
ひとつ、側弯症の予防策としてできることは
背筋を伸ばして胸を張る姿勢をしないこと。
 
 
内臓は、肋骨と背骨の間にある空間に収まります。
胸を張ると、その空間が狭まり、内臓を収めきれなくなり、内臓は横に移動し、その影響で背骨が横に湾曲します。
 
側弯症で多いのは、右に背骨が曲がります。
これは肝臓が右に位置しますので、肝臓に引っ張られて、背骨が右に曲がります。
 
 
肝臓は解毒の臓器でもあるので、異常に機能亢進(働き過ぎ)すると、浮腫み膨張します。
この場合の側弯は、糖分過多か、過剰に解毒を必要としているか、どちらかを考えます。
 
 
 
ひとまず、まとめると
お子さんが側弯症っぽい…と注意されたら、まず注意するべき点は
 
『糖分過多、加工食品、食品添加物、残留農薬を考えての食事をすること』
 
『背筋を伸ばして胸を張る姿勢をやめ、自然で楽な姿勢をさせること』
 
です。
 
 
 
残留農薬…について補足。
「有機野菜」や「有機栽培」とあると、ぼくは買わないようにしています。
 
「有機」と表記できるのは、農薬(例えば除草剤)を年に1〜2回までに抑えると、「有機」と表記できます…という定めがあります。
 
ですから、通常より強烈な薬品を使うってことです。
これは、ぼくがこどもの頃、田んぼの肥料撒きや除草剤撒きを手伝っていたからわかるのですが。
 
バケツに入れた農薬を手でパラパラ……、端から端まで、田んぼの中を何往復もして撒いていました。
 
ところが、ある日父ちゃんが…
「スゴいクスリを見つけた!こらラクやわー。」
と、農協で注文しました。
 
その除草剤は、ひと粒、ふた粒の錠剤を田んぼの端っこに入れておくだけで草が生えなくなる…という代物です。
 
 
ひと粒、ふた粒で何ヘクタールもの田んぼの草が生えなくなる…。
恐ろしさ極まりないですね。
 
ぼくと兄貴は、「そらあかんヤツやろ」
とツッコミました。
 
その頃からです。
「有機野菜」「有機栽培」という言葉が出てきたのは。
 
 
側弯症の話しだったのに、脱線し過ぎました。
 
では、また。