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運動を始めるより先に必要なコロナ太り対策



 コロナ太りがヤバいですか?
通勤以外に運動してないのに、リモートワークや外出自粛で、コロナ太りが流行ってるそうですが、運動よりも、実は大事な事がある。


それは、ズバリ「呼吸」です。


マスクをする事が一般化しているようですが、マスクによる健康被害は、とても深刻な状況になってきていますね。


マスク内の汚染による顔水虫(真菌、白癬菌)やヘルペスなどの感染症もそうですが、もっと身近な弊害は、「酸欠」や「呼吸の弊害」です。


ウツロイのブログでは、以前から呼吸について色々書いていますが、呼吸の乱れは、ボディラインを崩します。
肥満にもなりやすくなります。


花粉症がつらい人以外は、マスクから鼻を出しましょう。

鼻呼吸が、コロナ太りの、まず第一にすべき対策です!




 まず、長期間マスクをしながらの呼吸は、体内のpHバランスを変化させてしまいます。

身体の外側は弱酸性、内側は弱アルカリ性でなければなりません。

二酸化炭素(co2 )は、酸性です。
吐いた息、つまり二酸化炭素が、マスクの中に充満すると、せっかく吐いた二酸化炭素をもう一度吸い込む事になります。

二酸化炭素を吸い過ぎると、身体のpHは酸性に傾いてくるので、それよりも強い酸性の性質をもつ胃酸の分泌を止めます。
胃酸の分泌がストップするので、胃がもたれ、消化不良を起こしてしまいます。



今、胃がもたれている方は、すでに身体のpHが酸性に傾き過ぎているかも知れないので、すぐにマスクを外すか、鼻だけマスクから出しましょう。


マスクによる弊害は、関係無さそうですが、内臓の働きにまで影響を及ぼしてしまいます。




 内臓負担になると、やはり肥満に繋がりそうですね。みぞおちの下(胃の部分)がぽっこり出っ張ったり、ぽっこりお腹になりますね。


その他にも、呼吸が浅くなると、ボディラインは縦のメリハリがなくなり、横に横に広がってしまいます。



呼吸は、単に酸素と二酸化炭素を交換しているだけではなく、全体の姿勢を支える為に必要な機能も兼ね備えています。

つまり呼吸が浅くなると、姿勢を支えられなくなってしまうのです。



 呼吸での姿勢安定作用は、「腹圧」です。
(この辺も他の記事に書いています)
息を吸うと横隔膜が下に下がって、お腹が膨らみます。
これが腹圧。

この腹圧が掛かる事で、骨盤内臓や腹筋をはじめとする体幹を支える筋肉に神経刺激が入ります。
逆に言うと、腹圧が掛からなければ、内臓や体幹を安定させる筋肉に神経作用が働かなくなる…という事ですね。


ですから、呼吸による腹圧は、内臓を働かせるにも、姿勢を安定させるにも、非常に重要な役割りを担っているんです。




 呼吸による姿勢の安定が不十分になった時、人はどうやって姿勢を安定させるでしょうか?

非効率な筋肉の使い方をして無理矢理姿勢を安定させようとがんばります。


無理矢理なりにも、姿勢を安定させるのに都合の良い方法として、横に広がる…という代償方法を取るんです。




 お年寄りなんかが、O脚になったりするのは、この代償作用のせいですね。
呼吸が浅く、腹圧が不十分。
膝の変形や痛み、O脚、腰が曲がる、股関節が痛い…などなど、これらは呼吸から改善させる必要性がありますね。

手術してはダメ。



 コロナ以降、ボディラインや脚が横に広がってしまった…、下半身太りがひどい…、ウエストよりヒップがひどい…
なんてのは、食べ過ぎや運動不足も関係するかも知れませんが、それよりも、マスクの弊害という、想像もつかない様なところから来ているかも知れませんね。


この場合、運動を始める…というより、マスクを外す(または、鼻だけマスクから出す)事からスタートしてみましょう。



呼吸が浅くなり、二酸化炭素で酸性に傾き過ぎていたり、姿勢を安定させられない様な、身体の機能性の崩れをそのままに、運動を開始すると、別の何か症状、怪我をしてしまうかも知れません。



コロナ太り対策には、まずウツロイにご相談くださいね。