福岡市西区姪浜の整体
頭痛、自律神経不調、アレルギーからの解放は「自然整体ウツロイ」へ。
体に備わる自然治癒力を最大限に活かした、体に負担のない施術で崩れない健康体を手に入れましょう!
《随時ご予約受付中》
さて、いつものご挨拶の文言にある「自然治癒力」とは何か?
これに関しては、日本一分かりやすい自然治癒力の説明の記事を読んでもらうと分かると想います。
≪参考記事≫
難しい文章があって、日本一分かりやすい…って、ホントかどうかは謎ですが(笑)
自然治癒力…というより、もっと適切なネーミングがあるはずなのですが
そもそも認知されていないと、何のこと???ってなるので、自然治癒力と言っています。
私たちの体は、すべて脳によって制御されています。
その時々、状況状況に合わせた自律神経のバランスや適切なホルモンの分泌。
呼吸の深さや早さ、量、脈拍、血圧、体温、筋肉の緊張度合いや姿勢や体勢のバランス
すべて、脳が管理しています。
食べ物を見た時、あるいは香りを嗅いだ時、調理されている時の素材を炒めたり、揚げたり、煮込んだりする音にすら「美味しそうだ」と感じて、唾液が出たり、胃腸の蠕動運動が起きます。
神経の働きですね。
口から食べ物が入って、胃の蠕動運動が活発になり、胃酸を分泌します。
十二指腸の方では、胆汁酸や膵液などの消化酵素の準備、小腸や大腸でも、この後消化物が運ばれてくるかもよ!と、整い始めます。
これも神経の働きですね。
これらを意識的に行っている訳ではなく、無意識下で、すべて脳が把握し管理し、神経を介して(通して)、すべての臓器に働きを要求します。
要求された組織(臓器も血管も細胞も)は、準備に取り掛かり、指令に基づき働いて、その状況や結果を脳に送り返しています。
今、現段階での状況は○○○なんだね。
では、次に□□と△△と■○は、これに取り掛かってください!
という風に、すべての組織は組織同士で連携もするし、脳との報連相もしながら働く。
自律神経がすべてを管理している。
とも、言われますが、自律神経を管理しているのは、大元である「脳」ですね。
傷ができれば修復を依頼し、タンパク質やミネラルやビタミンや脂質を代謝し、傷の修復を促す。
疲労が溜まれば、抗酸化物質を合成したり分泌させたり
危機的状況が予測されれば、瞬時に筋肉に血糖を促し、全身の筋肉と意識の緊張感を高め、逃げるか闘うか…というモードに入ります。
(交感神経ですね)
状況に合わせた、筋肉の緊張感や姿勢、体勢のバランス
対応でき得る、心拍数や血圧、呼吸量への調節。
これらの脳の計り知れない能力に、テキトウなクスリでどうこうするのは、ほとんどが邪魔している…としか言えないのでは?と感じてしまうほどです。
もちろん、ここの筋肉が凝っているから、背骨のどこそこが硬いとか、骨盤が歪んでるとか、闇雲に施術するのも、ほとんどが余計なことになりかねない。
人は今ある状態の最善最良のパフォーマンスを最大限に発揮し、状況対応を自然と行っています。
クスリにしても施術にしても、脳が行おうとしている状況対応に横ヤリを入れたり、余計なことをしないようにする事が求められます。
この脳の計り知れない能力を一般的に「自然治癒力」と言います。
が…、
いやいや、治癒だけではないから、実はもっと適切な名称があるかも知れない。
カイロプラクティックの世界では、イネイト・インテリジェンスと呼んでいます。
和訳すると「先天的叡智」です。
なんかカッコいいですね!
そう、脳や身体、細胞、腸内細菌、すべての組織の連携プレイは、まさに「叡智」の塊、宇宙の、自然の法則です。
生命が生命を維持する為に、自然に備わった叡智の働き。
そのほんの僅か一旦を、人間の知識内で医学や科学という学問、言葉に変換させている。
人間の知識が自然の法則を凌駕する事は決してありません。
世界は未知、神秘に満ちていて、その神秘、スピリチュアルを科学的に証明できた物だけを、確かなモノ、エビデンスがある、などとして信じていますが、元を辿ればすべてが神秘でした。
この世は神秘に満ち、まだまだ人間の知識内で完結できるものの方が遥かに少ないのです。
さあ、脳の生命活動のすべてを「自然治癒力」と表現したり、「先天的叡智」と表現したりしていますが、あなたなら何と名付けますか?
ぼくも何か良い表現方法がないか考えています。
何か良い案があれば教えてください!
さてさて、実はこれ、前置きで…前置きがめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、今回は「脳」の中でも、自然治癒力と表現されている能力の大部分を担う「脳幹」とアレルギーの関わりについて
前回の記事で、アレルギーによって、光や臭いや音に過敏になり過ぎてしまう…ということを述べていたのですが
そこについて触れていきたいと想います。
≪前回の記事≫
ここまで読んで頂いて、分かって頂けたかと思いますが…
今回の記事は、かなりボリュームがあります。
お時間ある時に、お暇な時に、ご興味があれば読んで貰えたらと想います。

先天的叡智がある場所…
それが、生命維持の脳である【脳幹】です。
間脳(視床や下垂体のある場所の総称)と中脳、橋、延髄をひっくるめるて、脳幹と呼んでいます。
呼吸や脈拍、血圧、血管運動、心臓の運動、消化器の働き、姿勢や運動の制御、自律神経、ホルモンのバランスを担います。
「大脳」は、人間としての脳
「脳幹」は、生物としての脳
という認識をしてもらうと分かりやすいかも知れません。

以前の「日本一分かりやすい自然治癒力の説明」の記事で脳幹に触れていますが、主として自然治癒力的な働きについて書きました。
今回はアレルギー反応や体の危機的状況への反応に関与する部分、「間脳」や「辺縁系」について解説してみます。
間脳
視床・視床下部・下垂体の領域のことを「間脳」と言います。
視床:嗅覚以外のすべての感覚を大脳に届ける役割りをしています。
視覚、聴覚、味覚、体性感覚、痛覚などを大脳に中継する役割りをしています。
視床下部:内臓の働きや内分泌(ホルモン)を支配、自律神経の最高中枢でもあります。
親指程の小ささにも関わらず、全身の自律神経機能の中枢!
生存の為の体温調節、血液の組成を、とても狭い範囲で調整する必要があります。
体外環境の変化に対応し、体内環境の生理的活動を正常に保つ役割りをしています。
この調節を「ホメオスタシス」と呼びますね。
脳下垂体:視床下部の指示の下、ホルモンを分泌する器官。
脳底部にぶら下がり、頭蓋骨の蝶形骨に納まっています。
下垂体は全身に作用する神経物質「ホルモン」を分泌します。
ついでに…
松果体:間脳の中央、大脳半球の間に位置しています。
概日リズムを司る、メラトニンの産生と分泌を担います。
メラトニンは人体で最も強力な抗酸化物質として知られています。
スピリチュアル的には「第三の眼」とも言われる、直感や高次意識と繋がる器官であるとも言われていますね。
ほとんどの人の松果体は石灰化しており、その能力は閉ざされていると言う。
石灰の組成物は、フッ素化合物、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、アンモニアなどがあり、これはフッ素加工や水質汚染、農薬汚染などが関連している可能性がありますね。
幼少期のこどもも、石灰化されていると言われる点においては、ワク○ンなども大きく関与していそうです。
辺縁系
扁桃体・海馬・帯状回で構成される「辺縁系」は、情動を生み出す場所と言えます。
扁桃体:視床下部や他の辺縁系と連絡。
扁桃体は喜怒哀楽のきっかけを与える、感情の引き金。
特に恐怖と攻撃性に重要な部位。
音による反応が大きく影響。
対象物が自分にとって有害なのか?
どんな意味を持つのかの評価を直感的に行い(目の前の人の険しい表情から、状況を共感し、把握する)、自律神経や内分泌反応、表情や姿勢、筋肉の緊張などの反応が起こる。
体外も体内においても、危機的状況へのセンサーとなり得る。
海馬:記憶に関する器官で、最も大きな入力は内嗅皮質から。
匂いに対しての反応を示す。
(扁桃体活性により、内嗅皮質は活性化する)
あの時、あなたの香りは○○のようだったわね…。とか
田んぼを見ると不思議と田舎の情景とともに稲刈りの香りを想い出すな。
という様なイメージ。
一定期間の記憶の保持、長期記憶とするのか短期記憶として抹消対象にするのか、などの情報処理をする。
陳述記憶で重要な役割りを果たしている。
・過去の想い出や知識など、言葉によって再生される記憶。
・自転車やスポーツ、動作、行為によって再生される記憶は大脳基底核と小脳
非陳述記憶(手続き記憶)
帯状回:感情形成、処理、学習、記憶に関わり、呼吸器系調整、感情にも関わる。
■前帯状回・社会的な痛みと妬み
ソーシャルペインに関係する。
心理的ストレス(いじめ、仲間はずれ、矛盾、葛藤、不安感、ネガティブ思考など)により活性化され、嫌悪感や妬みを感じる。
身体的にまったく異常がないにも関わらず痛みを感じる『侵害可塑性疼痛』に関与している。
□後帯状回・脳を最適化する!
何もしていない時に、自らの内面に向かう意識活動(瞑想、メディテーション)の際に活動的になり、脳の最適化が行われる。
リラックスする事は、後帯状回を活性化させ、ネガティブな情動(前帯状回)を抑制する。
前・後帯状回の活性状態とセロトニン量は比例する。
セロトニン量が多ければ、痛み(侵害可塑性疼痛)は和らぐ。

オンライン健康・症状相談「こととい」
のスタイル
さてさて、長い長い解説で本題を忘れてしまっていそうですが、アレルギー反応や危機的状況の把握に関して、どこが関連しているか?
が本題だったんです…。
アレルギーによって、神経伝達物質であるヒスタミンが過剰分泌されると、脳内の活動にも大きな影響が起こります。
ヒスタミンは意識の活性化に重要な役割りを持つ神経伝達物質ですが、放出し過ぎ、活性し過ぎ…緊張し過ぎてしまう。
これは、アレルギー物質を食べた時だけではなく、心理的なストレスを受けた時も同様にヒスタミンが放出されてしまいます。
アレルギー体質の人、または腸内や体内の炎症が多い人は、心理ストレスでの危機的状況判断の基準値が低くなる、と思ってもらうといいかも知れません。
他人より少量の刺激においても、脳の警戒シグナルが強く発現します。
精神的にも、肉体的にも、ストレスを感じると、肌が痒くなったり蕁麻疹が出たりするのは、ヒスタミンの過剰分泌が関係しています。
何かひと言、嫌な事を言われた
嫌いな人に似た人に会った
嫌そうな表情を少しでも見たら気分悪くなる
過去の嫌な出来事と似たような状況を考えさせられてしまう
苦手な人のつけていた香水の匂いに反応する
時計の針の音が気になって眠れない
小さな物音にもビクッと反応してしまう
蛍光灯が眩しくてたまらない
匂い全般にとにかく敏感
良い香りの物でさえもクサいと感じる
アレルギーが深刻化していくと、精神、情動においても影響が強く出てしまうのです。
光に過敏なのは、上記には解説していない
『中脳』です。
光に対しての対光反射や、眼球運動に関わります。
寄り目、斜視、上下運動が苦手、あるいは乗り物酔いをしやすい、方向音痴
などは、中脳の機能低下が疑われます。
光への過敏症は『中脳』
音への過敏症は『扁桃体』
匂いへの過敏症は『海馬』
の関連性
そして脳の最適化を行えるのが
『後帯状回』でしたね。
瞑想、メディテーション、とても良さそうじゃないですか?
自分の内面に心の眼を向け、精神を落ち着かせて、本当の自分を見つめ直すのもアレルギーの改善策として良いかも知れません。
本当に食べたいの?
身体は本当に欲しているの?
これ食べたら良くない気がする。
どれを食べたら良さそう?
今の状態なら、これなら大丈夫そう。
美味しい?
どんな風に美味しい?
食べるとどんな感じがする?
胃は動いてる?
体は求めている?拒否してる?
内面に眼を向け、ゆっくり呼吸と内臓、鼓動、エネルギーの流れを感じましょう。
感情的に衝動的にならずに、落ち着いてみよう。
いつもと違う結果が出るかも知れません。