· 

たった3mlの小瓶で全身の痛みが消える


クスリが症状を作っている事がある。
クスリで体を治してると思っているのが、実は別の症状を作り出していたり、状態を悪化させたりしている事は少なくない。


降圧剤も多くの症状を作る要因になっています。

症状は、起こるべくして起こっています。
必要に応じて、体は状態を変化させるからです。


無症状に越した事はないが、症状は全てが悪とは限らない。


今回は少し特殊な甲状腺低下に対するクスリを飲んでいる事で起こる症状に対して、そのクスリが毒になっていると判断したので
クスリをポーションとして転写して施術に用いてみました。



見事、たった3mlの小瓶で全身に常にあった痛みが消失しました。





ご相談頂いたクライアントさんの場合
ある病でクスリをたくさんクスリを飲んでいます。
その中でもステロイド剤がかなりの悪影響を及ぼしていると判断できました。

ステロイド剤の影響で常にストレス過多の状態を体に作ります。
血糖値の上下差が激しくなり、常に過剰にホルモン作用が必要になります。

ホルモンはアミノ酸を原料にしています。
アミノ酸は、体内において最も重要な役割りを担うホルモンをはじめとし、消化酵素や赤血球、内臓、骨、筋肉、皮膚、など体の全ての組織の原材料です。

ステロイド剤を飲んでいたり、高ストレス下、血糖値の上下が激しくなる食事など、ホルモン作用が過剰に必要な状態では、アミノ酸がすぐに枯渇状態になります。
十分な消化酵素が分泌され、肉や魚や卵を分解してアミノ酸を得られれば良いのですが、ホルモンが枯渇すれば、消化酵素も枯渇します。

 

その際、タンパク質を分解する消化酵素の膵液が最も重要なのですが、膵液は胃酸や胆汁酸などの他の消化酵素よりも早くに枯渇してしまいます。

タンパク質を分解するのに必要な膵液が無ければ、肉や魚、卵、大豆などの高タンパク食を食べても、消化できないため、アミノ酸を補給する事ができません。




そうなると、アミノ酸不足に陥ってしまうため、救済措置として、肝臓で蓄えているアミノ酸を使います。

それでも足りなくなってくると、筋肉や骨をぶち壊してアミノ酸を絞り出して、体に補います。


タンパク構造の分解、カタボリックですね。

この場合のタンパク構造の分解は、通常の代謝に比べ、およそ5倍、またはそれ以上の速度で分解が進み、筋肉や骨は痩せ細り、髪が抜けやすくなったり、ボロボロになったり、爪が割れたり、剥がれたり、肌も荒れたりと、体のありとあらゆるタンパク構造に様々な劣化が起きてきます。

 

 

恐ろしいですね。。。

 

 



この時、通常通りの代謝機能だと、死にゆく一歩なので、体はわざと甲状腺機能を低下させ、代謝機能そのものの働きを落とします。



今回のクライアントさんは、この甲状腺機能低下を悪だと決めつけられ、甲状腺機能を正常に戻すクスリを処方されていました。


代謝が正常に保つ事は危険なので、甲状腺機能を下げたのに、クスリで無理矢理、代謝量を元に戻す…
すると、肝臓や筋肉や骨などの組織の破壊が促進され、全身に常に痛みが現れてしまったと考えられます。



甲状腺ホルモン作用を起こすクスリをポーションに転写して使うと、全身の痛みが消失しました。
ステロイド剤などのポーションも精製してセルフケアに使って貰おうと思います。

あと、必要になるのはアミノ酸のサプリメントですね。

この場合、プロテインを摂っても消化、分解ができないため、初めから消化が必要ない、アミノ酸を摂らなければいけませんね。

アミノ酸のサプリメントがある時代で良かったと思います。

 

 

 



端的に数値だけを見て判断してしまうと、とんでもない事になります。
治しているのか、壊しているのか、分からなくなります。


今回の場合は、明らかに壊している事になります。



クスリは絶対ではない。
必要な時もありますが、それには見極めが重要ですね。
ひとつの数値だけを見て
「下がっている!!上げないと!!」
とはせず

他の方面では、何が起きていて、何故この数値の変化が起きてしまっているのか?
を考え、適切な処方を見極めなければクスリは身を滅ぼす刃にしかなりません。


また、クスリを飲んでいる人は、アルコールはもちろん、カフェインや糖、生モノ、脂物には細心の注意を払いましょう。



クスリ飲んでいれば大丈夫…という安易な考えを持っている事も危険なことです。