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低血糖症について


現代食において、低血糖というのはほぼ有り得ない。
何かの先天的要因がなければ、原因は「糖」の過剰摂取によって起こるものです。
 
 
低血糖なのに、糖の摂りすぎが原因とは???
となるかも知れませんので、解説して参ります。
 
 
糖を摂取すると、血糖値が上昇します。
血糖値が上昇し過ぎると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、血糖値をコントロールします。
 
 
血糖値が急上昇すると危険なので
急激な上昇に対して、急下降の作用を起こします。
 
 
簡単に言うと、低血糖は
血糖値が急上昇する要因が多ければ多いほど、急下降するタイミングが多いので、またまた血糖値の急下降状態の時の血液を採取して検査されたものですね。
 
 
 


 
グラフの赤線が、それです。
グラフの線がスパイク状に見えるので、血糖値スパイクと診断されるものですね。
 
 
糖を摂取してから、だいたい30〜45分後に血糖値が急下降します。
グッタリ、だるく、動きたくない、めまいがするなどが起こります。
 
血糖値スパイクは、これでは終わりません。
ガツンと血糖値を下げられたので、今度は逆に急上昇させたくなるので、交感神経を刺激して血糖値を急上昇させる、代用作用みたいなのを起こします。
 
 
あかちゃんなら、ギャン泣き、反り返りが激しくなったり
こどもなら、癇癪、泣き叫び、激昂、暴力的な状態になります。
 
 
 
血糖値を上げるホルモンは、アドレナリンやグルカゴン、糖質コルチコイド
どれも交感神経を刺激します。
 
対して、血糖値を下げるホルモンは、インスリンのみ。 
 
膵臓、大切にしてあげたいですよね。
 
 
 


では、低血糖やこどもの癇癪などを起こさないために、何に気をつけると良いのか?
 
 
それには、血糖値を急上昇させない事が最重要になります。
 
一番は、砂糖類、乳製品を断つこと。
高GI値の食品を摂らないように心掛けること。
タンパク質やビタミン、ミネラル、脂質など、糖質以外の栄養をしっかり整えること。
 
 
です。
 
高GIとは、血糖値の上昇速度が速いという意味です。
反対に低GI食品は、血糖値は緩やかに上昇するので、急下降の作用を受けにくいという事です。
 
 
(GI =グリセミック・インデックス)
 
 

表は様々あります。
低GIか高GIかの判別も様々です。
 
一応、良さそうなものをあげておきましたが、「コレは違うやろ!」というものは、消しておきました 笑
参考にしてください。
 
 
まぁ、ほとんど食べれない…って感じです。
 
食べたければ、運動をしなさい。という事ですね。
運動することで血糖値のコントロールができますから。
 
運動していない、運動習慣がないのに、砂糖やフルーツ、お菓子は食べてはいけない…ということになります。
 
 
ぼくは、食べてますけどね。
それなりに覚悟しています。
または、他の部分で調整しています。
 
 
では、ウツロイの施術では何を調整するのでしょう?
 
 
 


自律神経(頭蓋骨)と内臓の調整です。
 
根本的には、食を変えるしかありませんが、良い矢印の方向性を付けたり、近道を教えることが施術だと思ってください。