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撫で肩

 

 
まず始めに、撫で肩は肩こりの原因ではないという事を知っておいてください。
 
  
どこかのお医者たんに
「あなたは撫で肩だから肩がこるんだよ」
「首が長いからねー」
「背筋を伸ばして胸を張りなさい」
 
 
などと、騙されないでくださいね。
 
撫で肩で肩こりって、どんなメカニズムでそうなるんだよ 笑
 
首が長いことを指摘して、それって体質だから治らない、肩こりと一生を添い遂げなさいって言ってるのと同じでしょ。
 
 
 
王様の耳はロバの耳ー!
って、穴に向かって叫んだ彼の気持ちが分かります。
 
 
 
撫で肩は肩こりの理由にはなりません。
むしろ、良い事です。
では何故肩こりになってしまうのでしょう?
撫で肩でも肩こりを患っている場合は、肩に問題があるのではなく、全く別の何かが原因しています。
 
 
例えば、暴飲暴食や糖の過剰摂取による内臓からの負担や、酸素不足による脳神経の不具合、または頭蓋骨への異常緊張など…
 
 
 
挙げればキリがないくらいありますが
撫で肩はないです…。
 
 
 
頭のキレる人はみな撫で肩でしたね。
坂本龍馬や高杉晋作など。
博物館、資料館などの写真を見ると伺えます。
 
 
 
  
高杉晋作
 

 
坂本龍馬
(画像がちっちぇ〜から、晋作さんより後にしました 笑)
 
 
肩こりで、見るべき部分は
「呼吸」がちゃんとできてるかどうか?
「鎖骨」の角度を見ます。
 

 

解剖学アプリから…
 
理想は、鎖骨の角度は水平180°
アプリは少し角度がついていますが…
 
背中は丸く、鎖骨は地面と水平
これがまず第一条件。
 
 
ところが、背筋を伸ばして呼吸が浅くなると、鎖骨の角度がおかしくなります。
 
皆さんはどうでしょう?
 
 

 

胸を張って、背骨の丸まりが、逆に海老反りっぽくなってしまったら、↑↑↑こんな感じになります。
 
いくつか、モデルさんの写真を拝借…
 

 

こちらは、鎖骨が持ち上がり過ぎて、呼吸が浅くなってしまいます。
 
 
 
鎖骨の理想的な角度、地面に水平…とは
程遠いですね。
 
脱力した、楽な撫で肩でもない。
常に緊張感がある肩になってしまいます。
 
 

 
この方、この肩、理想的ですね!
 
背中が自然と丸く、鎖骨も水平。
とっても綺麗。美しいです。
 
 
肩こり首こり、その他様々な症状のひとつの指標として、鎖骨の角度を見てみましょう。
 
 
 
撫で肩の反対は、吊り肩?上げ肩?緊張肩?
 
まぁ名前なんてどうでもいいですが
撫で肩でいいんです。

ついでに巻き肩もいいんです。
肩の位置は、内旋(内巻きに)35°が理想的。
鎖骨と違って、水平にするとダメですね。
胸を張ると水平になってしまいます。
 
 
 
一般常識は嘘だらけです 笑
 
 
一般常識で指導、施術、治療を受けてると、治らず悪化していきます。
治らないから何回も通わないといけなくなりますから、注意してほしい。
 
自分の身は自分で正しい知識を付けて守らなければならない日本です。