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つまずきやすい

 
「つまずきやすい」
「姿勢が不安定」
などは、何が原因か?
 
 
整体や整骨院などに相談に行くと、だいたい「骨盤のゆがみ」を指摘されますが
それは、とっても表面的というか、原因には当たらない。
 
そもそも、何故骨盤のゆがみができてしまうのか?
 
など追求していくと、ゆがみは結果、症状のひとつであり、原因ではありません。
 
 
 
「つまずきやすい」とか、「姿勢が不安定」とかは、視覚や聴覚、バランス感覚に関わる「神経」「機能性」の問題があるかもしれません。
 
眼球の動きの検査などをすると、動きがとてもぎこちないことが多いです。
 

 
眼の動きがぎこちないということは、視覚的に、あまりよく見えていないことや、眼からの情報が曖昧になります。
 
 
眼からの情報が曖昧だと、その先に繋がる「行動」もぎこちなく、曖昧な感じになりますね。
 
真っ暗闇の中、普段通りスタスタ歩いて行けるか?
無理だと思います。
一歩一歩がとても小さく、腰も引けて、何かにぶつかったらすぐに転んでしまうかも知れません。
 
 
視覚情報がないので、何かにぶつかるかも知れない、怪我をするかも知れない、怖い。
となるので、行動は小さく、ぎこちなく、不安定になります。
 
 
 
よく、例にとって言うのが「スイカ割り」です。
 
目隠ししてスイカ割りをする時の、動きのぎこちなさが、少なからず普段の生活に起きている…という感じです。
眼球の動きがスムーズではない場合、100%の運動能力が発揮できなくなり、体は固くなり、動きは小さくなります。
 
 
それが、左の視覚に問題があるなら、左足をつまずきやすくなるでしょう。
 
 
 

 

上の図は、脳神経の滑車神経麻痺による眼球の動きを表しています。
 
麻痺はないにしても、動きの制限があると、眼球の動きがスムーズさを失います。
 
眼球の動きに関連する脳神経は
動眼神経・滑車神経・外転神経です。
「つまずきやすい」などの症状の場合は、骨盤うんぬんよりも、脳神経、神経系に注意を払わなくてはいけませんね。
 
眼球運動に関する神経で、今回は紹介しましたが、耳に関する神経も体のバランスを取るのに重要な神経です。
 
 
つまずきやすい…以外にも、めまいや耳鳴りなどがあるか、ないか、なども症状を改善させる為に必要な情報です。
 
 
 
ウツロイでは、この様な症状のご相談があった場合、脳神経を先に疑います。
 
調整は、頭蓋骨などを整え、呼吸を深め、脳への酸素と血液の供給量を増やすことで改善されます。
 
脳神経と聞くと、病院に行かないといけない!脳の病気か!?と不安になりますが
そんなことはなく、ウツロイでは対処できる範囲です。
 
 
 
 
「あ。これはウチでできる範疇を越えてるな」
と思ったら、すぐに病院に行って!と言います。
まずは、ウツロイで検査と施術を受けてみてください!