栄養の大切さについての記事は読んで頂けたでしょうか？
このブログは少々長ったらしく、細かいところも書いたり…
本を読むのに慣れている方は、すんなり読んで頂けると思うのですが
そうでない方の場合、読むのがめんどくさくなるかも知れませんね…汗
ぼくは書くのは好きだけど、読むのは苦手。
読むの遅いんですよね〜
栄養については、まだまだ勉強しなければと思います。
常識は常に新しく塗り替えられ変わっていきます。
数年前から、「卵はコレステロール値を上げない」と言われはじめ、だんだんと浸透してきているように
人間の体のことは、日夜新しい発見が発表されています。
栄養学だけでなく、終わりはないですね。
さて、前回の記事で「ミドリムシのちから」をご紹介しましたが、補足を。
（↑スパイスを使って自家製コーラ製作中）
食べ物を消化吸収できない状態に、ミドリムシがいいよ。と書きました。
食べ物を消化できない状態について解説します。
食べ物を食べる時、まず口に入れて咀嚼します。
この時点で消化酵素の働きがあり、消化しやすくなります。
単に細かく砕く…というだけでなく、酵素の働きもあるんですね。
ですから、噛まないで食べられる物は、基本的に消化に良くないんです。
例えば、麺類や雑炊、スムージーもです。
麺類や雑炊なんかはズルズルいけます。
関西やうどん県は、麺は飲み物と言われますね。
カレーは飲み物という人もいますが 笑
じゃあ、スムージーは？
ゴクゴク飲める野菜…。野菜は細胞壁や食物繊維があるので、飲み込む前に咀嚼して酵素を含ませたいんですが、下処理なしにそのまま胃に直行します。
消化しにくいので、胃に負担をかける（胃酸が出過ぎて胃に炎症を起こす）のです。
また、冷やして飲むのも、内臓が冷えて浮腫むので内臓の機能自体が低下してしまいます。
要注意です。
胃に食べ物が入ると、胃酸で分解され、十二指腸に流れて行きます。
十二指腸では、胆嚢からの胆汁酸と膵臓からの膵液といったアルカリ性の消化酵素で、酸性である胃酸を中和しながら、脂肪分の乳化などでさらに分解されていきます。
十二指腸潰瘍は、膵液などが十分に分泌されないか、胃酸（強力な塩酸）が多過ぎるため、潰瘍になります。
あんまり噛まずにガツガツ早食いする
冷たい飲み物や食べ物が多い
などは、胃や十二指腸の消化にとても良くない。
特徴として、胃や十二指腸に影響が大きい人は、顔が脂ぎったり、テカります。
洗顔や化粧水などで何とかするより、食べ物や食べ方を見直すと根本的に変わりますね。
化粧品には、ニッケルや鉛などの有害重金属も含まれるので、あまり過剰に使いたくないですし。
（重金属の毒性については他の記事ご参照くださいね）
まぁ、こんな感じで話しが飛びまくるので、余計に長くなるんですね〜
セラピスト向けの勉強会もいつもそんな感じで、脱線して行きます…
話しは続きますが
噛んで、胃〜十二指腸で食べ物が分解され、細かく細かくなってから、やっとこさ小腸に辿り着きます。
小腸で腸内細菌の働きによって、また分解され食べ物から栄養素を絞り出されて吸収です。
食べ物のカスは、大腸に運ばれて最後に水分を絞り取られ、便となって排泄されていきます。
小腸で吸収されるまでに、食べ物が消化されないと、吸収できません。
つまり、胃が弱ってるって場合は既に栄養の吸収ができないよ…という事です。
栄養吸収ができないという事は、体を働かせるエネルギーが作れないし、そもそも消化液の元となるアミノ酸の摂取量も少なくなるため、余計に消化できない体になります。
［胃や内臓が弱ってる］→［消化できない］→［吸収できない］→［栄養が足りない］→［消化酵素が作れない・ホルモンが作れない］→［余計に消化できない］→［摂食障害］となります。
そもそも、胃や内臓が弱るのは何故か？
季節的に湿気が多く、内臓の浮腫みを起こしやすいために弱ったのか？
甘いモノ、冷たいモノの食べ過ぎ？
早食い、暴飲暴食したのか？
ストレス過多だったのか？
神経の働きが低下したのか？
ストレスは、例えばオフィスと外の気温差でも起こりますし、精神的なものもあります。
神経的には、ストレスが原因となるのもあるし、季節変動、気圧変化でも左右されます。
原因を追求していくとキリがないのですが、だいたい現代的には
冷たいモノ、甘いモノの食べ過ぎや暴飲暴食などの食べ方に問題がある…
または、ストレス過多によるストレスホルモン過剰分泌で、胃に出血を起こしたり、消化酵素に使う分のアミノ酸が不足してしまっていたり…
お腹を触ったり、体の反応を見れば原因は絞れます。
消化ができない場合は、食事での栄養補給が困難になるので、消化不良で弱り切っていると判断できれば、ぼくは、ミドリムシのちからを強く勧めます。
なってしまったら、もう仕方ないですが
その前に、胃を弱らせない為にできる事があります。
・ストレスを定期的に発散させる習慣をつけること。
・天然塩でミネラルをしっかり補給する癖をつけておくこと。
・砂糖や糖を控え、タンパク質（肉・卵）でエネルギー源を蓄える癖をつけておくこと。
（タンパク質が分解されアミノ酸になります）
・良く噛んで、ゆっくり食事を楽しみましょう。
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