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朝はしっかり食べないと!という幻想

 
朝昼晩の三食しっかり食べる
オヤツも欠かさず。
 
 
それはもう食べ過ぎ。
 
女性は1日1,700〜2,300カロリー
男性は1日2,300〜3,000カロリー
活動量が少ない人〜活動量が大きい人の差はありますが
数字だけみても、1日3食しっかり食べたら余裕でオーバーします。
 
 
カロリーは活動するのに必要ですが、それよりも栄養バランスが重要でもありますね。
 
 
毎日狩や漁に出たり、農作業したりと、そんな肉体労働をするわけでもなく、命の危険もありません。
そんな時代は、三食は食べ過ぎ。
 
 
 
また、ウツロイはいつも一般常識の間違いというか、矛盾を見てしまうのですが
 
朝食に重要性を感じません。
 
 
朝は、覚醒の時。
心拍数と血圧が上昇する「交感神経」が優位に働きます。
交感神経は、消化器の働きを抑制する代わりに意識を集中させます。
言わば、戦闘モードですね。
 
そんな時に、副交感神経を働かせる食事はどうなのかな?
朝しっかり食べないと昼まで持たない!
朝食べないと勉強に集中できない!
 
それは幻想です。
 
逆です。
 
 
 
副交感神経は、眠りの時。
心拍数、血圧が落ち着く代わりに消化器が活発に働きます。
意識はリラックスして眠くなります。
 
つまり、朝食べると覚醒したのに、すぐにその逆の働きを作用させるという事です。
 
 
お腹が減るのは、栄養が不足しているから。
糖質は摂るけど、それ以外の重要なアミノ酸、ビタミン、ミネラル、脂肪酸が足りていないから、また食べたくなります。
 
 
お腹が減っている…のではなく栄養を欲している。という事ですね。
 
 
 
ちなみに、血圧は朝上昇しないといけないので、上昇します。
この時に降圧剤を飲むのは、体の自然な流れの阻害にしかならないことも知っておいてほしい。