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巫病



 福岡市西区姪浜駅からほど近くの静かな住宅街にひっそりと溶け込む隠れ家整体院。自然整体ウツロイです。



今回の記事もスピリチュアル。
医学的な記事もまた書かないとなーと思うのですが、なんだか最近はスピリチュアルな話しが好み。


波動・周波数の不思議な世界のお話し会をしたからかな?
次のお話し会は、『八卦』をテーマにしてみようと思います。


易経。
八つの自然現象「八卦」を下の卦上の卦に組み合わせ、六十四卦をもって、物事の吉凶、現在の状況を占う、占いの最たる技法。


この世の一切全て、森羅万象は陰と陽があり、どちらが悪いとか良いとかではなく。
陽と陰、昼と夜、上と下、右往左往、晴天と雨天、天と地、光と影、吉と凶
ぐるぐると巡る「無常」である。


無常とは、常に同じは無い。
という意味。

八卦は、吉と凶を見るためにも使いますが、本質はそこではなく、移り変わりを見るために用いるのかと思います。



まぁ、小難しい話しは置いといて、八卦、古代中国で生まれた叡智に触れる時間
皆が持っている運命星をどう活かしていくか?
など、楽しくできたらと思っています。


また、日程など決まりましたら、再度ブログで告知致します。



3人以上集まっておられれば、随時お話し会の依頼は受けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。





 さて、物事には、全て陰と陽があり、良い悪いで判断するのではなく、『ただ受け入れる。』
という事が、ぼくはとても重要だと思っています。

今のこの状況が、後にどう生かされて来るのか…を楽しむこと。



卑屈にならず、悲観せず、嘆かず、怒らず、愚痴らず、慌てず、騒がず、焦らず、諦めずに受け入れる。





 ぼくは、こどもの頃はとても繊細で、様々な体調不良や不快感、違和感を感じていました。

親に言っても理解されず、当然ですが医者にも相手にされません。
気のせいだ、気にしすぎだ、ほっといたら良くなる、などのセリフばかりでした。

いろんな体調不良、不定愁訴を嘆いていたり、苛々していたりしていました。


もちろん、はっきりとした病態で入院することもありました。


家族不和も経験。

社会人になってからは、頭痛と腰痛に苦しめられました。
その後もちょくちょく体調不良があり、実は10年前には、もう死ぬんじゃないかと覚悟を決めるような症状にも苦しみました。
それが、全く気にならなくなるまでには、4〜5年くらいはかかったかな?



こういう、謎の体調不良が相次いだり、家族不和、貧困(貧乏)に多く見舞われる事をスピリチュアルの世界では『巫病』ふびょう、と呼ぶそうです。

沖縄のシャーマンである「ユタさん」も、この様な経験を経て、ユタになると言います。
沖縄では、巫病のことを「カミダーリ」、神の祟りと言うそうです。



カミダーリは、3ヶ月〜15年以上と、人それぞれ苦しむ期間の違いはあるそうですが、様々に経験するそうです。

カミダーリを受けた者は、ユタとして生きる以外、選択肢を排除されるそうな。
それ以外の職に就こうとしても、上手くはいかず、強制的にそこに引き戻されるという、迷惑な話しがあります(笑)




 これを見た時、自分も巫病か!?と思ったりしました。
でも、ぼくはユタさんとか、シャーマンとか、そういうスピリチュアルな人ではないと感じます。


ぼくの場合、シャーマン的な定めではなく、整体師として生きていく他ない…という定めに設定されたのかな?と思います。


これまで、たくさんたくさん経験した病気や症状は、多くの方の痛みを共感、理解し対処できる術を身につけるための経験であったと感じています。




頭痛を知らない人に、頭痛を治してほしいと言っても、解像度は低く伝わってしまう。



ぼくは、これまで人に理解されない、細かな症状、複雑な感覚の症状を経験しています。
その分、人の感覚を解像度高く理解する事ができます。



理解することで、治す術が見えてくる。
また、自分で自分を治してきた経験から、何をすれば悪化するのか、何をすれば改善するのか、も体感し知っています。


そして巫病は、巫病を経験している人にしか改善させられません。




これはもう、ぼくの『特殊能力』です。
この特殊能力がウツロイ唯一無二の宝。




その時は辛い経験であっても、実は活かせる経験であった。
陰と陽は、悪い事と良い事という二極化したモノではなく移り変わるもの。


八卦をはじめ、占い、タロット、なども吉と凶をハッキリと真二つに考えるのではなく、どちらに行っても結局は「経験」である。



大切なのは、その経験を嘆かずに活かすことなのではないか、と思います。