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頭痛の正体



 今回の記事は、少し方向性を変えた記事にしましょう。
「頭痛の種はどこにあるのか?」

という内容です。



梅雨時期は頭痛も多かったしね。




 さて、頭痛とひと言で言っても、その種類は様々ですね。
よく、緊張型頭痛と言われました…とか、目の疲れから来ていると言われました…とか、いろいろ言われて、ウツロイにも相談に来られます。



脳に何かできたんじゃないか!?
血管が破れた!?
長く続く頭痛には不安になる方も少なくない。




ここでひとつ重要な事実をお伝えします。




頭痛は頭が痛いと書きます。
頭には脳があるので、脳の異変を考えがちですが、頭痛は、脳自体に異変が起きる事ではありません。




『脳に頭痛を感じる神経なんてない』
という事実です。




では、何をどうやって頭痛を感じ取っているのか?





 頭痛とは、脳から脊髄を包んでいる「髄膜」の緊張を感じ取ることで起こる【侵害受容反応】の事です。



この髄膜に起こっている緊張(侵害受容反応)を誰が感じ取っているのかというと
脳が直接感じ取っているのではなく

三叉神経や迷走神経という脳から伸びる末梢神経の脳神経が感じ取っているのです。





頭痛があるという事は
脳や脊髄を包む、硬膜や軟膜などの「髄膜」が何らかの影響で緊張を起こしている。




脳を包んでいるサランラップがピンッピンッに突っ張っている!
と言えば、イメージしやすいでしょうか。



その突っ張っているサランラップのテンションを三叉神経や迷走神経が感じる。






「緊張型ですね」
とか、何とかですね…

と、頭痛になんやかんやと名前を付けて分けていますが
大元を辿れば、全て髄膜緊張です。


全て髄膜緊張ですが
髄膜を緊張させている要因が異なるだけです。







では、肝心なその要因には何があるのでしょう?



皆さんが頭痛を起こす要因として最も多いのが次のふたつです。


① 眼の使い過ぎ
② 内臓や体内で起こる化学的な不具合





たったふたつ。

これさえクリアできれば、頭痛に苛まれる事はほとんどなくなります。
(これふたつでクリアできない場合は、きちんとプロからの体のケアを受ける必要があります)






順に解説して参ります。



① 眼の使い過ぎ


セルフケアはとても簡単です。
今すぐスマホから手を離す。
パソコン、テレビ、本(細かい文章)など、眼を使うモノから遠退き

蛍光灯を消して、眼を閉じて、さらに眼の上にタオルなどを置いて暗闇を作る様にして眼を休ませましょう。


眼を覆うタオルなどは、ホットタオルや冷たく冷やしたタオルでも良いですね。




眼は対象物を視る時に、常に小刻みに手ブレ補正を行っています。
気付かないけど。



眼球の手ブレ補正は、後頭部の付け根の筋肉「後頭下筋群」という小さな筋肉の集まりによって成されています。

常に小刻みな動きによって首と眼の動きを制御している「後頭下筋群」は、脳の髄膜と一部癒合しています。


その為、眼の使い過ぎはダイレクトに髄膜に緊張を伝えます。



スマホやパソコン、テレビなど
眼を酷使する現代人
このパターンの頭痛は、現代的な頭痛と言えますね。


↑「後頭下筋群」↑






 次に、②の内臓や体内の化学的な不具合について。



まず、髄膜の緊張は脳が直接感じ取っているのではなくて、三叉神経や迷走神経が感じ取っているという点を思い出してほしい。




その中でも迷走神経とは、内臓にまで分布する、いわゆる「副交感神経」の事です。



内臓や体内で起きる不具合で、内臓に分布する迷走神経(副交感神経)にも緊張が伝わる。

これが頭痛として感じられる。



または、内臓の不具合の反射は脊髄神経に伝わり、脊髄神経への過剰な神経パルスが髄膜を緊張させる。
もしくは、脊椎周辺の筋肉の過緊張を起こしてしまう事で、その過緊張は後頭下筋肉群も硬くするので、その影響での髄膜のテンションが頭痛となる。



難しい事を書きましたが
とにかく



食中毒やアレルギー物質、内臓の酷使、感染症、毒素の蔓延でも、髄膜緊張を起こし、それで頭痛は起こる。という事です。






何かしらの要因
ここで挙げたのは、一般的に起こりやすい
①眼の使い過ぎ、と、②内臓や体内の化学的な不具合
のふたつについて解説してみました。




眼を使い過ぎないこと

食べ過ぎ、飲み過ぎ、ドカ食い、早食い、生物を避ける




これが簡単な頭痛とおさらばできるセルフケアです。




アレルギーに関しては、最近すごく興味深く勉強しています。
小麦乳製品を抜いても、体調不良の改善が思わしくない人は、米に強いアレルギー反応を示している。
ご飯を食べることで頭痛を起こす…というパターンですね。


日本人としては、かなりツラいアレルギーです。



またその辺りに関しては、今度の記事で書きますね。





では。