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アルコール除菌について




 以前からよく薬の使用の絶対条件について記しています。

医療と薬の期限は、インドのアーユルヴェーダから始まったとされています。
当時の薬と言えば、スパイスやハーブです。
インドの料理と言えばカレーを連想しますが、スパイス、ハーブを多用するカレーは食べる薬ですね。



ヨーロッパの方でも、ハーブをよく料理に使います。
ニンニクや唐辛子もハーブの一種ですね。
ローズマリーなんかはスープや肉を焼いた料理なんかに使われたり
バジルのソースだったり、オレガノだったり
スイーツにはシナモンが使われていたり
ハーブティーを飲んだり



中国や台湾、韓国なんかでは薬膳がありますね。





スパイス、ハーブ、漢方
国によって名前は違えど、どれも同じ薬草であり、それを生で食すのか、火を通すのか、乾燥させるのか、料理に使うのか、クスリとして処方するのか
方法が変わることと、受け取り側の意識が変わるだけで、全部同じものです。




医療と薬の発祥の地、インドではスパイスやハーブを使って、嘔吐を促したり、下剤として使用したり、排泄、発汗、去痰を促し、治療を行っていました。

それがアーユルヴェーダ医療の起源であり、それが世界に広まっていき、形を変え、現代に受け継がれています。


そして重要なのは最初にアーユルヴェーダでは、薬草を使用する際の絶対条件を決めておりました。





 「単一のハーブは、3日以上使い続けてはいけない!」

というルールです。




体が火照る人…という症状の人が居たとします。

その方に、体をクールダウンさせる薬草を使いました。
火照る症状は改善に向かい、2日くらいで平常を保てるようになりました。


症状はひとまず改善したが、不安であったため、それを念のためあと1週間ほど使う事にしました。



4日目、体はクールダウンというより、冷えてきました。
でも変わらず使い続けると、体が冷え過ぎてしまった。
しかし、自己防衛システムが体には備わっていますので、冷え過ぎたので、今度は熱を上げてきます。


結果、一週間後のセリフは…


「最初は何となく効いた気がしたけど、後から効かなくなって、今も火照ってる」



となるわけです。




最初の症状が改善された段階で、止めれば良かったのに、ルールを無視して使い続けた事で、本来、得たい結果を通り越してしまった…。




健康を保つのは、本来備わっている自己防衛システム、自己修復システム、恒常性が健康をたもっています。

自己治癒力とか、ホメオスタシスとか、イネイトインテリジェンスとかっていうものです。



薬草、薬が健康を保っている訳ではありません。
薬は少し方向性を変えるだけのものです。
使い過ぎは毒になります。





現代のいびつに歪みきった医療は、クスリを多用し、使い続けさせ、やめさせません。
症状がひとつ出れば、2〜3種類のクスリを処方し、症状が増えればクスリも増える。
でも、症状が落ち着いても止まられない…という意味不明な医療疑似行為を重ねている。




情報にしても、この症状にはこのハーブ
そんな症状が出たら、そのハーブ
など、一見、自然療法っぽい感じの情報が多い。





良かれと思って使い続けたハーブのせいで健康を崩している人も少なくない。

例を挙げれば
白砂糖は体に悪いから、蜂蜜を使っている。
など。


ブドウ糖より、大きな肝臓負担になる果糖を摂り過ぎておかしくなっている状態が多い。
運動習慣もないなら、ブドウ糖も果糖も要らない。
もし摂るならブドウ糖である白砂糖の方がマシという事も少なくない。








 アルコールでなくても、除菌、殺菌、抗菌を多様するのは良くない。


除菌効果のある薬草で…
殺菌効果の高いハーブは…
抗菌作用が極めて強いアロマオイルで…




見聞きするととても良さそうですが
これも使い過ぎは良くないという事ですね。



我々人間は、人間だけでは生命維持は成り立たない。
体に有益な働きを齎す細菌叢が居て、はじめて人間は生命維持できている。

それを不要に殺しまくるのは良くない事です。






アルコール手消毒は体に良くない!
除菌スプレー、除菌ハンドソープは避けた方がいい!
イソジンでうがいするのはやめて!

というのは、オーガニック思考の人なら誰も知っている情報。
でも、その人たちも、ハーブやアロマで除菌、殺菌、抗菌しまくってたりもする。




気をつけましょう。
細菌叢、マイクロバイオータが居ないと人間は健康を保てませんから。







 あと、もうひとつ。
コロナ緊急事態の際に、アルコールを絶たれたのは、酒は神聖な飲み物で、一人ひとりの体にいる神のエネルギーを断つためだ!
とか、聞いた事があるのですが、それは間違いですね。



アルコール、酒は猛毒ですから。
すぐに死にはしませんが、体にとって有用な働きなんて何もありません。



古来より酒は、神に捧げるための供物であり、人間が口にする物ではない。
「酒は百薬の長」という言葉は、酒造メーカーの作った文句であり、医学的にアルコールは体に対しては、何の有用性もない猛毒として肝臓で処理されます。




騙されないように。



常識は企業や組織が、自分たちの都合のいいように作ったデマカセである。
自分たちが儲けやすくする為に作ったマーケティング戦略です。


朝食での電力消費量確保もチョコレートも酒も母子手帳もワクチンも
流通させる為なら何だってして来たんです。