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マスク中毒に注意



 世間でも「マスク」の弊害が危ぶまれています。マスクをずっとしている事で水虫に感染したり、酸欠になったり。


過剰に反応するのはホントに危険。


消毒液の使い過ぎもやばいです。
これホントに。



 お店やスーパー、百貨店、施設への出入口に設置してあるし、強制的に消毒されたり…。
人間の元々持っている抵抗力になんの信頼もないのは何故?

消毒液を使い過ぎることで、人間の抵抗力は下がりますが、逆に常在菌の抵抗力が上がります。

このギャップにより、日和見感染症が発症。
これが超厄介で、普段おとなしい菌が抵抗力を高めている為、感染症を改善させるのが困難になります。(抗生剤などが効かない)


ですから、ぼくは消毒液は使いません。







 さて、この記事の本来のテーマの「マスク」はというと…

水虫や酸欠は話題にも上がっているので、ここではちょっと専門的な「呼吸性アシドーシス」についてです。


前回の記事で、体内のpHバランスについて書きました。
よければそれも合わせて読まれてみてください。


体内のpHを調整する役割りを担う内臓のひとつが「肺」です。

息を吸って酸素を取込み、息を吐くときに、体内の余分な二酸化炭素を吐き出す。

二酸化炭素は酸性の為、二酸化炭素が体内に増え過ぎると酸性体質のアシドーシスになります。
心拍数の上がる運動すると、体内に二酸化炭素が生まれる為、呼吸量が増し、二酸化炭素を吐き出す回数を多くします。


つまり、二酸化炭素が吐き出せないと、体は酸性に傾き過ぎアシドーシスを起こします。


では、マスクをずっと付けっぱなしにしているとどうなるでしょう?





マスクを付けっぱなしだと、自分の呼気でマスク内部は二酸化炭素濃度が高い空気になっています。

二酸化炭素を吐いてるのに、また吸う…。どんどん吸う…。


(ジムやランニングなど、運動中にもマスクをしている人を見かけたりもしますが、もう絶対やめてね。)




当然、酸素量が少ないので酸欠にもなるし、二酸化炭素量が過剰になりアシドーシスになります。




体内が酸性に傾いてしまっても、マスクのせいで、呼吸による調整ができないので、身体は別の方法でpHバランスを調整措置をとります。




そこで目をつけられるのが「胃酸」
胃酸は強力な酸性(塩酸)物質です。


二酸化炭素が吐き出せない為に、酸性に傾いているので、「胃酸」が多く分泌されると、さらに酸性へと傾いてしまう為、措置法として胃酸の分泌を抑えてしまいます。




この為、食物の消化不良を起こしてしまいます。
胃のもたれ、膨満感、胃痛、胸焼け、食欲不振、栄養の吸収不良による体力の低下、細胞機能の低下…などなど


こうなったら、みんな胃薬を飲みますが、胃薬のほとんどは胃酸の分泌を抑える作用です。
となると、余計に消化不良を起こしますね。



まぁ結局何が言いたいのかと言うと、「マスクを外さない」ということが言いたいんです。

特に胃のもたれや食欲不振、何を食べたいかが分からないという様な方は特に。




 簡単に書きましたが、人間は様々な方法、措置で体内のpHバランスを微調整しています。



「ホルモンバランスを保つ」
という言葉はいろんなところで目にしたり、聞いたりしますが
それと同様に、「pHバランス」も保つようにしないといけない。




 ホルモンバランスもpHバランスも、高級料亭のお出汁みたいな感じで、繊細かつ上品な味付けみたく微調整です。

それをクスリやなんやかんやで、強引に味付けすると、返って身体はバランスを崩し、健康を害します。


 人間は知性はありますが「動物」です。
動物と同じく、自然体で良いのです。




 明日からマスクを外し、消毒をやめて、自然体で楽しんでいきましょう。
日本人は、去年の冬〜今年の初めにかけての間で、コロナウィルスの免疫を獲得していると思いますよ。