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HSP「ハイリー・センシティブ・パーソン」



 自然整体ウツロイには、HSPの方が多くいらっしゃいます。
ぼく自身がHSPだからでしょうね。

HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、「ひと一倍繊細な人」という意味です。
生まれつき高い感受性を持ち、人より繊細に感情や環境などの変化を感じ取る人の事です。



大きな物音、強い臭いや光などが不快に感じ、時に恐怖したりもします。
人の感情の変化、場の空気の変化などに敏感で、ストレスをひと一倍強く感じとる為、自然とひとりになりがちで、周りの人達との感性の違いに苦しみます。
当然、学校や職場など、集団行動が不得意です。


 個性派のデザイナーやアーティストなどに多かったりしますね。



ぼくも、幼い頃からとても窮屈な思いをしながら生きて来たな…と思います。

海外では認知度もあり、日本より、受け入れられるところも多い。
しかし、日本はそういった「他と違うもの」「足並みを揃えられないもの」には、強い批判が集まりやすく、不登校になどか問題視されています。




 ぼくは正直、不登校なんて別に問題とは思えません。
それより問題なのは、親や周りの理解度を問題視するべきだと思う。
心をすり減らしてまで、学校に行って、一体何が得られるのだろうか?
日本の義務教育の教育内容に、それほど重要なものがあるようには全く思えません。

 

 

ぼくは学校が大嫌いで、集団行動も当然苦手、遠足も嫌。修学旅行なんて死ぬほど嫌で、中学か高校どっちか忘れましたが無理やり欠席しました。

宿題も絶対にやりませんでした 笑

それでも高校までは頑張って卒業したんですけどね。。。

今では、義務教育でも通信制があるそうで、学校行きたくない人にとってはいいですね。

ぼくもそれが良かったなぁ〜と思うけど、通信制ならより勉強はしなかっただろう! 笑

 




 ウツロイに来られているクライアントさんには、HSPの方が多いのですが、本人も気付いていない人もいます。
受け入れられる場面の少ない彼らですが、少なくともウツロイでは、静かに、安らかに、楽しく過ごして貰いたいと思います。


普通の人には理解して貰えない感覚や感情も、ウツロイでは普通に理解できます。



HSPは、治すものではありません。
元々備わっているものなので、治す必要もありませんし、治るものでもありません。


例えるならこうです。
周りの普通の人たちは、栗の木で、毬栗(いがぐり)がなります。
HSPの人たちは、椎の木です。当然ドングリがなります。

がんばって毬を付けなくていい。
椎の木を栗の木にする変える事は不可能なのと同じで、HSPを普通にする事は不可能です。



ただ、理解される場所が、理解してくれる人が居てくれれば、それでいいんです。















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