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様々な頭痛に合わせたセルフケア



頭痛や肩こり、腰痛が増える時期
春の土用〜梅雨の期間…4月末〜7月辺り

湿気が多くなり、胃腸が弱りやすい時期に、過食は要注意です。

お腹が空いてないのに食べたくなったり、口寂しくなってついついいろんな物を食べてしまったり、飲み過ぎたり…

体の表面の筋肉にコリや張り、盛り上がりが出てきたりしますが、それは内臓の問題。
体の内面で起きている事が、そのまま体表面に出てきます。



しゃっくりを思い出してほしい。
横隔膜の痙攣です。

横隔膜がヒョコヒョコなってるけど、全身がびくっとなったり、振動が伝わります。
極端な話し、しゃっくりが20時間くらい続いたら首も肩も背中、腰もたまったもんじゃないと思います。


それと同じく、胃腸での過活動も体表面の筋肉を常に動かしてしまう為、当然緊張が起こります。


頭痛も肩こりも腰痛も寝違えもぎっくり腰も、そのほとんどの原因が「過食」が関係しています。

自律神経を乱す、より以前に、過食です。

 

 

 



ほとんど運動や筋肉の大きな活動がない現代人は、カロリーの消費が乏しい。
なのに、食べる量は物凄く多い。
でも、栄養価はとても低い。


そりゃ病気になるよねっていう食生活なんですが…。




カロリー消費だけで考えても、1日中パソコンに向かって、歩いたり、荷物を運んだりする事がほとんどない人が、三食きちんと食べて、昼や夜のオヤツ、間食をする…。


消費はどこでするんだ?ってなります。
だから、普通に過食なんです。




1日三食は、ほとんどの現代人にとっては既に食べ過ぎ。



胃腸が休まる時間がないので、常に内臓の過活動による筋肉への緊張もなくなりません。

筋肉の緊張が無くならなければ、頭痛や肩こりがおさまることはありません。

 



何も食べない時間。
内臓に消化物がない時間を作る事が重要です。



そして、ミネラルやビタミン、アミノ酸などの栄養素が必須です。

大切なのは、満腹ではなく栄養素の多様性ですね。





と、ついつい話しがズレでしまうので、セルフケアについてです。



1番簡単なセルフケアは食べないことです。
内臓を休まるという事。

栄養不足の場合は、そのほとんどがミネラルとビタミン、あとアミノ酸。
なので、天然塩をたくさん摂って、肉、魚、卵、大豆を中心に、その他野菜を。

米や小麦や乳製品は極力抜きましょう。

 


でも、これは根本ケア、体質の改善についての方法です。
では「今まさに頭痛だ!」っと言う、急性時には、他の方法を考えてみましょう。


動画で頭痛別の急性期のセルフケアをお伝えしているので、よかったら見てみてください。
動画では、以下の通りの頭痛とケアについて解説しています。

 

 


 ❶ガンガン、ズキンズキン、脈打つ頭痛について

  →ミネラル不足(特にナトリウム)


 ❷眼底痛、目の奥の痛みを伴う頭痛について

  →肝機能亢進


 ❸吐き気や倦怠感が伴う頭痛について

  →ウイルスや菌の感染など

 

 

他にも原因や頭痛の状態は様々ありますが、大体これくらいがメジャーな頭痛でしょうか。