· 

舌痛症


先日みえられた珍しい症状「舌痛症」ついて
舌痛症について調べても、ほとんど情報がないようで、病院でも原因不明か脳の誤作動で、治らないと診断されるそうです。
 
このご時世に情報が少ないとは…。
 
なので、同じような症状でお困りの方がいらっしゃれば、この記事を読んでもらえてらと思い書いてみました。
 
 
 
まず、脳神経異常を確認してみます。
 
 
舌のどの部分が痛い、または痺れ感があるのか?
味覚は感じるか、感じないか?
それに伴い、歯や歯茎に痛みはあるか?
または、耳鳴りや耳のつまり感などはあるか?
めまい、ふらつきはあるか?
様々な表情は作れるか?
 
 
 
舌に関連する脳神経は、三叉神経、顔面神経
中枢は「橋」です。
 




三叉神経は、眼神経・上顎神経・下顎神経の3ツに別れる神経。
鼻や口腔などの粘膜から知覚情報を得たりします。
 
下顎枝が、舌の前側の温度、痛覚など味覚以外の感覚を司ります。
 
障害されると、歯の痛みなども伴います。
歯の痛みは、カチカチ歯を噛み合わせた時、食べ物を食べる時、などに激痛が走ったりします。
 

顔面神経は、三叉神経の経路に似ています。
顔面神経の症状は顔面神経麻痺と三叉神経痛は、ごっちゃにされる事もありますが、神経が違います。
 
顔面神経は、表情筋支配。
涙腺、唾液腺からの分泌や味覚を司ります。
舌は前側2/3の部分の味覚を感知します。
後側1/3は舌咽神経です。
 
他にも、耳のあぶみ骨筋などの神経支配もしているので、耳に違和感やつまり感、聞こえにくさ、ふらつきなどにも関与する可能性もあります。
 
 
ヘルペスウイルスの感染やダニの感染などで障害が起こったり、稀に尻もち、尾骨骨折などで障害を受けることがあります。
 
 
 
 
舌痛症は、どちらの神経にも関連性があります。
どちらにしても、脳神経系の症状であり、中枢はどちらも橋ですから同じ領域です。
 
ただ、調整する際には、それぞれ神経の走行が異なりますので、より効果的に…を考えると
三叉神経なら蝶形骨(こめかみ)顔面神経なら側頭骨を。
 
 
 
と、なります。
 
 


注意してほしいのが、原因不明は原因を画像や血液の数値だけで探ろうとするからです。
 
原因不明なのにクスリは何かを処方するのもどうかと思いますし、飲むのもどうかと思います。
舌痛症に限らず、病院は一軒だけではなく、2〜3軒回ってみましょう。
 
 
その間、処方箋は飲まずに数件行って、すべて同じなら飲んでみてもいいのかとは思いますが
ウイルス性のもの以外、クスリは、おそらく意味がないです。
 
 
福岡近郊ならウツロイにご相談を。
他県なら、どこか頭蓋骨の調整や脳神経の調整に長けた先生を探してみてください。
 
 

 

 

 

 

 

>>> ブログのトップへ戻る