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あかちゃんの頭のゆがみはなぜ起きる

 
あかちゃんの頭の形がゆがむのは何故か?
 
うちの子の頭の形、絶壁なんです…!
ヘルメット療法を検討しています。
向き癖があるのですが、治りますか?
 
 
など、ウツロイはあかちゃんやこどもから、大人まで、頭の形のご相談を受けることが多い。
 
 
 
この間、ウツロイを見つけて来てくださった方は、絶壁の治療をネット調べると、東京か大阪にしかなくて、九州ではウツロイだけだったそうです。
 
特にあかちゃんの頭の形となると、相談するところはまた限られます。
成長とともに変形は治る…と、だけ言われるか
ヘルメットずっと着用させなければならない、高額なヘルメット療法があるくらい。
 
 
確かに、もう決まってしまっている頭の形は、それが標準なので、「治る」という概念ではなく
その形を変えるには、「変形させる」ということになります。
 
ヘルメット療法は、どちらかと言うと、変形させる方法だと感じられる。
元々丸い形ではないのか、それとも何らか要因で変形してしまっているのか、それが分かれば対処できます。
 
      
 
では、何故あかちゃんの頭の形は変形してしまうのか?
紐解いてみましょう。
 

 
まず、妊娠中お腹の中のあかちゃんは、頭が下に向いた「頭位」という姿勢(胎位)を取ります。
     
 
 
頭位でも、顔が左右どちらを向いているか?で呼び名が変わります。
 
1番多いのが、「第一頭位」
胎児の背中が、お母さんの左手側になります。
お母さんがお腹を見て、あかちゃんの顔は右、後頭部は左に位置しています。
 
この時、あかちゃんの左のおでこは骨盤から圧力を受け、右の後頭部はお腹側からの圧力が加わる形を取るので、どちらかというと
 
《左のおでこと、右の後頭部が平坦になりやすい》
 
 
第二頭位は、その逆。
顔の向きが反対になりますので
 
《右のおでこと、左の後頭部が平坦になりやすい》
 
      
 
ちなみに、逆子の場合は骨盤位と言われます。

     

 
まずひとつ、頭の形が変形する理由は
「そもそものあかちゃんの顔の向きによるもの。」
 
ですが、これは正常で、誰しも必ず左右どちらかのおでこや後頭部が平坦になるように、最初からそうなっています。
 
 
ですが、この平坦さが強調されると、変形が強く感じられますね。
 
では、変形を強調させるのは何故か?
 
 
最も多いのが、お母さんの姿勢です。
前回の記事でも書いたように、『胸を張って背筋を伸ばし骨盤と腰骨を立てる』という、一般的に良いとされる姿勢が、頭の形を変形させる大きな要因となります。
 
 
お母さんの無理な姿勢が、胎児におかしな圧迫をかけます。
 
また、胸を張る姿勢は、横隔膜の上下運動が小さくなり、下腹を凹ませるので、本来の子宮内の上下の居心地の良さが逆転します。
ですので、頭を下げているより上にした方が居心地が良くなるため逆子になります。
 
胎児の成長には、圧力が必要です。
横隔膜の上下運動と重力。
どちらも上から下への上下の圧力です。
 
 
ですが、『背筋を伸ばし、胸を張って、骨盤と腰骨を立てる姿勢』は、上下ではなく、前後と左右からの圧力(おかしな圧力)をかけることになります。
 
 
必要なのは、上下の圧力。
上下の圧力がかかりにくく、おかしな方向の圧力が加わると、人間本来の自然な法則を乱します。
 
 
つまりは、一般的に良いと思われている姿勢は、悪いことしか起きない、不自然で良くない姿勢という事ですね。
 
 

 
姿勢の認識の間違いで、上の様な胎位(骨盤位)が作られる事が多くなります。
 
 
骨盤位でなければ、頭の変形が強くなります。
 
ですから、あかちゃんの頭の形が変形する理由のふたつ目は
「お母さんの姿勢による影響」
です。 
 
 
 
頭の形が変形する物理的な要因
ひとつ目は、そもそもそうなっている自然な形。
ふたつ目は、お母さんの姿勢による影響。
 
まぁ、ひとつ目の要因では、変形している様には、あまり感じません。自然だから。
 

 
悪い姿勢の例ではありません。
良い姿勢の例です。
 
 
上下の腹圧を高め、あかちゃんに必要な圧力がかかるのと、姿勢が安定して、妊娠中の腰痛などを起こしにくくなります。
 
また、あかちゃんの頭の変形が起きません。
一見、圧迫されて、この方が変形しそうですが、妊娠中はここまでお腹がつぶれることはありません。
 
 
お母さんの無理な姿勢は、あかちゃんにまで無理が伝わります。
 
 
 
さて、今回は長くなりましたので、この辺で終わりますが、実は、頭の形が変形する理由はまだあります。
 
 
今回は、物理的要因について書きました。
次の機会には、機能的要因について解説したいと思います。
 
 
機能的要因は、お母さんの毎日の食事の質や栄養による影響と、食品に含まれる添加物や刺激性物質、アレルギー性物質、重金属類、残留農薬、または、服用するクスリやタバコなどからの影響です。
 
 
ではでは、また。