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私の症状の原因は?

 
クスリを飲むと病気が治る訳ではありません。
病気も怪我も、すべて自分の細胞の新陳代謝、自然治癒が働くから治るのです。
 
 
クスリがほしくて病院に行く方も多いのですが、そのクスリが、症状の原因に対して適切であれば効果も期待できるかも知れません。
 
 
しかし、今の病院は触診も何もしないんだそうですね。
 
体温計で体温を測ったり、血圧計で血圧を測ったり、レントゲンやMRI、CT。
すべて機械。
 
診察は話しを聞くだけ、2〜3分で診療は終わり。
 
 
 
それで病気や症状の正しい原因が分かるのか。
 
検査において触診は超重要だと感じています。
問診して、おそらく○○が影響してるんだろうなぁ。と憶測はつきます。
 
しかし、それからお腹や背中などを触診して、施術を通して、原因が憶測から確信に変わって行きます。
触診すると、思っていた原因と違う事も多々あります。
 
 
お腹を触ってみたり、背中や肩、足、頭蓋骨などなど、様々な反応点をさぐり、問診での内容や神経テストの結果などの点と点を線で結んで、原因を特定します。
 
検査はひとつでは判断材料に欠けます。
 
ましてや、目の前の患者さんを見ずに紙面や画面の結果を見ている病院では、正しい判断ができるとは思えません。
 
 
ぼくは医者ではありません。
だからこそ、医者以上に複数のポイントを探り、テスト、検査を重ねて原因を探ります。
 
 
そんな事を毎日していると、単純に痛いから痛み止めのクスリ…というのは、何も原因を考えていないと感じてしまいます。
 
 
クスリに頼るのは仕方ない事ですが、せめて、症状に困っているあなた自身をきちんと見て、話しを聞いて、検査、触診をしてくれる病院からクスリを処方されてほしいと思います。
 
 

 
検査において
「CT撮ります?」
なんて聞かれた方も多い。
 
 
医者や医療従事者が判断すべきポイントを素人の患者に判断を仰ぐのってどうなん?
 
それって、別に撮っても撮らなくてもどっちでもいいから聞くんでしょ?
 
それなら、撮らないでいいと思うんですよね。
タダじゃないんだし。
 
  
そんな話しをよく聞きます。
聞いて悲しくなります。
日本って、どれだけ医療費を無駄にしてるんだろうか…って。
 
ぼくは代替療法の部類、医療類似行為なので、法律上医療ではないのですが、気持ちは医療と思っているので、基準を高くしたいといつも願っています。