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症状に対して施術を行ってはいけない

 意味不明なタイトルですね。
 
症状に対して処置や施術をしないなら、何に対して処置や施術をするのか?
 
 
それは、「原因」に対しての処置や施術です。
 
症状は、何かの原因があっての結果であり、仕方なくその症状が出ているのか、もしくは、今の状態に置いて、都合が良くなるから症状が出ているのか、のふたつなんです。
 
 
 
仕方なく出ている、姿勢のゆがみに対して、例えば骨盤を矯正する…
 
これは、結果として何の意味もない。
 
 
今の状態を、どうにかする為に、都合が良くなるようにできている、姿勢のゆがみを矯正する…
 
これは、治療ではなく、体を破壊している事になります。
 
 
 
ほとんどの整体や整骨院、保険診療では、残念ながら、このような根本的な考えのもと施術や処置を行っているところがありません。
 
 
あなたの姿勢は何故、崩れてしまっているのか?
 
骨盤がゆがんでいるからでしょうか…?
      
 
そんなのは結果として、見た目にそう見えるだけで、根本的な原因でも何でもない。
 
 
根本的な原因は、目には見えないシステムの中にのみ存在します。
 
 

 

 
症状は、仕方なく起きている。
または、今の状態にとって都合が良くなるように起きている。
 
 
 
このふたつ。
 
 
ですから、症状に対して処置、施術をしてはいけない。
 
症状は、それ自体が悪いのではなくて、原因が悪い状況を作っているのです。
もし、今の状態に都合良くいくように骨盤をゆがませているのだとしたら、骨盤を矯正する事は、治療とは言えなくなります。
 
症状に対しての施術は、体を壊す行為なのです。
 
 
つまり、処置や施術は『原因』に対して行わなければいけません。
 
 
体の構造的なゆがみは、目に見えないシステムの異常という原因の上に成り立ちます。
 
運動システム、呼吸システム、神経やホルモン、栄養バランスなどの、『生理学的システム』に原因があり、そのせいで仕方なく(または都合よく)骨格がゆがんたり、痛みが出たりします。
 
 
姿勢のゆがみ、痺れ、頭痛、肩こり、腰痛、めまい、耳鳴り、様々に症状が起こりますが、それらほぼ全て、原因は生理学システムの異常によって、都合良くなるために(または仕方なく)起きます。
 
 
 
ウツロイでは、原因自体を整える施術や処置をしています。
原因不明や慢性症の方でも良くなって頂けるのは、他の整体などとは違う視点から施術を行うからかも知れません。