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絶壁頭は頭蓋骨だけ整えたら良いという問題ではない


 ウツロイには福岡市外、県以外からも絶壁頭のご相談が多々あります。

皆さんに言うことなのですが
「絶壁は単に頭蓋骨だけが歪んでいるという問題ではない」
ということ。


重要なのは、「何故、絶壁になってしまったのか」という原因です。
何かの原因があって初めて症状が起こります。
逆に言えば、原因がなければ症状が起こることはありません。

絶壁になるには、絶壁になる理由がある。

その理由は、呼吸と臓器の問題に由来することが多い。


呼吸は、単に浅くなっているからかも知れないし、おかしな呼吸の仕方になっているかも知れません。
口呼吸や強制吸気です。





 口呼吸は、鼻詰まりが元で口呼吸になっているかも知れません。
その場合、「何故、鼻が詰まってしまっているのか?」という原因を考えなければなりません。

花粉アレルギーのせいなら、「何故、花粉アレルギーになっているのか?」という原因まで突き止める必要があります。



あかちゃんの様に頭蓋骨が成熟しきっていない場合は例外として、頭蓋骨の絶壁は簡単に整います。

整いますが、それは単なる反応として形が変化するだけで、時間が経つと元の絶壁に戻ります。

何故か?

それは原因が残ったままだからです。
原因を解決しなければ、何度も何度も何度も何度も絶壁の調整が必要になる。
それって意味があるのか?と言うと、ぼくからしたら意味ないんです。


原因を解決せず、形だけにこだわった施術には何の意味もない。
ただ、お金と時間が費やされていくだけで何も残らない…。


 強制吸気とは、本来の自然な呼吸から逸脱した呼吸の仕方になっていることです。

本来なら、呼吸は横隔膜が上下し、それに伴い肋骨が可動して吸気と呼気を繰り返します。

ですが、横隔膜の上下が乏しく、それを置き換える為に、胸を持ち上げて呼吸している人がいます。
息を吸うと同時に胸が膨らむ人です。


普通は、息を吸うと横隔膜が下に下がるので、お腹が膨らみます。


強制吸気の場合、呼吸が浅くなるので頭蓋骨はガチガチに硬く、歪みもひどくなります。

何故なら、頭蓋骨は呼吸によって動く骨の集合体で、呼吸が浅ければ、動きが乏しくなるので硬くいびつになるのです。



そんな呼吸を続けている人の頭を施術しても、何も変わらない。
変わったとしても、一瞬です。
院を出て、家に着いた頃にはもう戻っているでしょう。


 では、臓器の問題はどうでしょうか?
内臓への負担は、あかちゃんも大人も、みんな関係します。

あかちゃんの場合、ワクチンと母乳に気をつけてください。
ワクチンは安全だと言われていますが、そんな訳ありません。
原因菌や原因ウイルスを加工して身体にぶち込む訳ですから、身体に異変が起こらない訳ないんです。


あかちゃんは喋れません。
痛みや具合の悪さを訴える事ができない。
泣いたり、わめいたり、えびそりにのけぞったり、目が変な方向に向いてたって
「大丈夫です。成長とともになおります。」
と、言われればそれまでです。


試しに、自分があかちゃんと同じスケジュールでワクチンを受けてみたら分かります。

両手両足に何本も注射されて…。

ぼくなら絶対嫌です。



身体の害となるウイルスや菌が何種類も一気に体に入り込んでくる。
免疫システムのままならないあかちゃんやこどもがそれにまともに対応できるのか?
大人でも無理なのに。



そこへ持って、母乳から過剰な糖分や乳製品や小麦製品の毒が大量に押し寄せて来る。
元々、産まれてすぐのあかちゃんは腸内細菌がいませんから、腸内環境は無茶苦茶になるのは当たり前です。

腸や肝臓や腎臓などに負担をかける事で、絶壁にもなるし、背骨もゆがみます。


それを施術だけ受けていたら大丈夫!
とは言えません。





 頭蓋骨は呼吸で動くと述べました。
呼吸は、背骨や骨盤をしならせて、その力を頭蓋骨に伝えています。

内臓の負担は背骨を硬くゆがませます。

臓器の劣悪な状態を、抹消神経と脊髄神経を介して、背骨や背中の筋肉へ反射させます。
また自律神経系へも影響を及ぼします。



 ウツロイで行う絶壁の施術は、単に見栄えだけを考える施術ではなく、もっと健康の奥底から考え、行います。

「何故、絶壁になってしまわなければいけなかったのか?」


きちんと原因から考え、整える事で絶壁は直ります。
原因を考える事で、セルフケアも適切な方法をお伝えできるのです。