前回の記事では、発達障害の原因を
・栄養素の問題
・ワクチン
・環境(農薬など)
に絞って書いてみました。
それとは別に
食べもの、飲みものによる糖の過剰摂取でも、それっぽい症状は出ます。
何を持って発達障害というのでしょう?
集中力がないのは、実は「視機能」の問題により、起きているかも知れません。
今日ご相談に来てくれたお子さんが、まさにそんな感じ。
「眼球がうまく動いていない」
これが大きく関わっていると判断できました。
眼球がうまく動かない状況を作り出している要因が、根本的な原因なのですが、まずは、眼球をうまく使えるように調整を入れることは必要です。
集中力のなさや落ち着きのなさ、多動と思われてしまうこどもで、視覚の問題を起こしている事が引き金になっている場合
以下の点があるか、観察してみてください。
計算はできるが、国語や文章の理解力が無い
算数でも文章問題になると途端にできなくなる
集中力が続かない
本を読むのが苦手
何度も同じ箇所を読み返してしまう
特徴はこんな感じ。
視機能に問題を起こしている!というのが分かります。
こういった点も確認、検査もせずに
ただマニュアルの質問が書かれたチャックシートにチェックして、点数をつけたり
10数項目の質問に答えて、それで診断って。。。
そんな短絡的な問題ではございましせん!
患者さんを見ない"お医者たん"にはホント困ったもんです。
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寄り目、片側内斜視、片側外斜視、などはパッと見での判断基準になります。
視機能の検査は
瞳孔の縮孔と散孔
追従性眼球運動(パスート)
跳躍性眼球運動(サッケード)
固定視
眼振の有無
輻輳(反射)眼球運動
を見ます。
それらに問題があるかないか。
落ち着きがない、集中力がない、計算はできるが国語や文章の読解力がない、などの場合
特に追従性眼球運動ができません。
追従性眼球運動とは、対象物でゆっくりと目で追う時の眼球の運動のことです。
例えば、テキストや文章を読んでいく時に、文字を目で追って行きますが、それができないのです。
読めない
理解できない
苦手
イヤ、キライ
違うことならできる
などの思考パターンになりますね。
逆に、跳躍性眼球運動はできてしまう。
これは瞬時に目線を移す、眼球の動作です。
ゆっくりとした対象物や、動きのない対象物は見れないけど、パッパパッパッと目線を動かして対象物を確認する事はできるので
歩く時も真っ直ぐゆっくり歩かずに、ぴょこぴょこいろんな動きとスピードの強弱をまじえながら落ち着きなく歩きます。
そうじゃないと、目線でモノを追えないからです。
目で捉えられるものは安心できますが、捉えられないものは不安や緊張を覚えてしまいます。
何しろ、人間の知覚認知の87%は、視覚だからです。
23%しか把握できないものに対して、ゆっくりと安心か向き合えるかと言うと…
ムリに決まってますよね〜。
不安薬や安定剤などのクスリを飲んで治るものと理解できるでしょうか?
そもそも、クスリって治すものじゃないですもんね。
発達障害の診断を受け、なす術がない…
となってしまわずに、少しでもできることがあれば、試してみましょう。
ウツロイにご相談ください。