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ストレスが体に及ぼす影響

 
原因は「ストレス」ですね…とひとこと。
そんな事はありませんか?
  
 
ストレスって、そもそも何なのか?
ストレスがたまるとどうなるのか?
ストレスがどんな風に体に影響を与えるのか?
 
ストレス社会と言われていますが
ストレスについて、詳しく分かっている方は多くはありません。
 
 
 
ストレス要因である「ストレッサー」が心身に与えるダメージが「ストレス」です。
 
ストレッサーが何か?
が分かれば、ストレスから遠去かる事ができます。
 
 
ストレッサーは
人間関係のあれやこれや、仕事などで受ける精神的な圧力
上手くいかない、思い通りにならない、どうにもならない、嫌で仕方ない、などの抑圧
痛み、匂い、眩しい、暑い、寒い、空腹、などの身体的なダメージもストレッサーですね。
 
 
 
ストレッサーによって産み出されたストレスは、蓄積されていきます。
 
 
 
上の写真の様なキレイな景色を見たり、ホッとすると、ストレスは少し軽減されていきます。
 
 
ストレスがかかり始める最初は
「警告期」といい
新しい仕事を始めて慣れるまでの間…みたいなものです。
 
新しいストレスに対して、警告する時期で、ストレスホルモンが分泌され疲れます。
 
 
そのうち、仕事やら環境に慣れてきて、楽に過ごせるようになる時期が「抵抗期」です。
それなりに過ごしやすい期間なのですが、毎日平坦な日々…というワケにはいかないと思います。
なので、小さな事で一応ストレスはかかっています。
 
 
この時期に、上手くストレスを発散しておかなければなりません。
 
 

 
仕事が終わってからのホッとひと息。
たまに好きな遊びをしたり
趣味を楽しむ時間を作って、ストレスを発散しておきましょう。
 
 
ぼくの場合は、カフェが好き、食べるのも好きですし、自然に触れに行くのも良いストレス発散になります。
 
 
「抵抗期」にストレスを発散できずに溜め込んでいくと、身体的にも精神的にも、一気にダメージが表に出てきます。
「疲憊期」と言います。
 
ストレスを受けると、ストレスに対応するホルモンが分泌されます。
コルチゾールやアドレナリンです。
アドレナリンは神経が興奮状態になります。
コルチゾールは蓄積され過ぎると、ストレスを感じなくさせる為に、脳の神経のシナプス連結を切断し始めます。
 
これだけでも充分な大ダメージですが、実はもっと複雑に体に影響していきます。
 
ホルモンの分泌量が過剰になると、それだけホルモンを大量に作らないといけなくなります。
ホルモンの材料は主にアミノ酸です。
 
 
アミノ酸の摂取量が少なくなると、肝臓に蓄えられているアミノ酸を使います。
それでも足りなければ、アミノ酸を蓄えている筋肉や骨を切り崩してホルモンを作ります。
 
 
ですから、ストレスは筋肉や骨が痩せ細ります。
そうなると、生命維持の為に食欲が増します。
この時にアミノ酸となるタンパク質を大量に摂ればいいのですが、糖質(炭水化物)ばっかり摂ると太りますし、さらに状態を悪化させてしまいます。
 
 
 
ストレスは、複雑に体に影響を及ぼします。
 
ひとことで、「ストレス」が原因です。
と言われるだけで済まされますが、実はとても複雑。
 
どんなストレスで、どのようにストレスを回避すれば良いのか?
今の状態は、どんなストレスへの対応をすれば良いのか?
適切なセルフケアは、クスリを飲む事ではありません。
 
 
最も大切なのは
栄養(アミノ酸)をしっかりと補給すること。
次に、ストレスをきちんと発散させること。
そして、ストレッサーから身を遠去けること。
 
 
 
ストレスについての症状も、是非ウツロイにご相談ください。