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認識が与える影響力



 認識が与える影響力。
認識とは、前回の記事の様な肉体的なモノだけではなく、精神的なモノも大いに関わってきます。


日常生活における自己ルール
親や社会から植え付けられた刷り込み
恐怖心を煽られ植え付けられた刷り込み
恐怖体験をした、強く精神に刻まれたトリガー、トラウマの様な心の傷の影響力はとても大きい。



何かにつけて萎縮してしまう
物事を悲観的に考える傾向が強い
自分の判断が正しいのかどうか迷ってしまい、他人の意見に同調してしまう
自分の考えに反対意見があると、必要以上に反発し攻撃的になってしまう



様々な感情や性格は、過去の体験や刷り込みによって作られていきます。


常に萎縮してしまう人や自信が持てないとか、恥ずかしいとか、思ってしまう人は、身体の動きも小さくなってしまいます。

本来できるはずの肉体的な運動が、脳に刻まれた精神的トリガーによって制限されてしまうことは、実はとても多い。
それは「トラウマ」という様なレベルではないものに対しても反応してます。


前回の記事に挙げたように

常に肩の力が入っていて抜けないような状態であったり、緊張しやすく筋肉がこりやすい状態であったり。


脳が認識している、大小様々な「トリガー」が、肉体的な症状にも多く関与します。



 シェディングというネガティブな情報を得てしまった。
電磁波による悪影響というネガティブな情報を得てしまった。
あそこは心霊スポットだというネガティブな情報を得てしまった。
あの人が自分のことを恨んでるそうだとネガティブな情報を得てしまった。


今まで認識していなかったネガティブな情報を得ることで、余計な悩み事、気にする側面が増えてしうと、脳が体を警戒体勢にするトリガーを増やす。

記憶と危険回避の結び付けですね。



精神的ではないですが、とても近いもので言えば「香り」です。
嗅覚のシグナルは記憶と結び付きやすいからです。

あの人の香り

の「あの人」は、めちゃくちゃ嫌いなのか、好きなのか…
特定の香り、臭いを嗅ぐことで、身体が緊張したり、和らいだりします。


香害の人工香料は、物質的な悪影響なので感情は関係ありません。
アロマも薬効という物理作用があるので、感情は関係ありません。
良い香りだ〜という感情があっても、ユーカリを嗅ぎ過ぎると頭痛が起こる…
レモンの良い香りだ〜、という感情があっても日差しで肌が荒れたり、シミができたりする…など


感情的に美味しい!!と思っても、添加物を取り過ぎていたら具合が悪くなるのも添加物の物理作用なので感情や意識は関係ありません。


電磁波の影響なんて無いのに…
なんか気になる!頭が重くなって来た!
電磁波じゃないなら、もしかしたらあの人のオーラがよくなかったのかも…!?

これは、本当にそうあるかも知れませんが、ほとんどの場合、精神的トリガーですね。



感情的、精神的にトリガーが多くあり過ぎる状態や心の傷がある場合などには、ウツロイではフラワーエッセンスを使って回復を促します。


精神的トリガーが少なくなっていくと、身体の緊張、こり、硬さ、痛み、など様々な肉体的な症状もなくなっていきます。


それだけでなく、精神的に負担であったことがなくなっていくので、とても生きやすくなって来ますね。




2回に分けて「認識」と「症状」について書いてきましたが、知覚や感覚などの身体的な認識と、感情などによる精神的な認識、どちらの認識も身体を左右します。

今回は「病は気から」という諺通りの内容でしたが、前回は「病は身体から」。
そのどちらも整えることが、これからの整体では求められるのでは、と想いますね。



では、また次回は「認識」を歪ませる○○について